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「どうしたのよ、それ」

アハハ、と力なく笑う同級生の男子の頭に付いてたのは、大量の生クリームだった。


【関わりたくない】


「悪鬼閻魔先輩ねぇ…あの人星野しか苛めないのかとおもってた」
「星野くん今日休んでるから…なんか僕がターゲットに…多分城之内さんのせいで…」
「あんた、いつも引っ付いてる博士とやらはどうしたのよ」
「なんか放送室壊して呼び出し食らってました」

話を繋げると、悪鬼閻魔先輩が、一体何の理由があるのか、例のあれを始めたらしい。で、アルベルトがターゲットに。しかし悪鬼閻魔さんは星野しか苛めないと思ってたけど……ま、あたしには関係無いわ。

「そりゃご苦労さん。じゃ」
「えぇ!?ちょっと田中さんっ!!この流れで去る!?」
「だってあたしあの人と関わりたくない」

ったく、男ならシャキッとしなさいよ。



(情けない)