複雑・ファジー小説

Re: 【感想お願いします】ウェルリア王国物語〜眠れる華と紅い宝石〜 ( No.25 )
日時: 2013/07/10 00:56
名前: 明鈴 ◆kFPwraB4aw (ID: 607ksQop)

■用語解説1■表向きの歴史-explanation-


【ウェルリア国】
正式名称:ウェルリア王国
建国から約200年間、【ファーン家※別項目参照】によって統治されていた。
今から約10年前に【ウェルリア大革命】が起こり、現在は【ウィルア家】がこの国を統治している。
北部・中部・南部に分かれていて、順に、農業中心の街、商業中心の街、【呪術師】中心の街である。中部は城下町であり、港もあるので、ウェルリア国の中心部でもある。

【ウィルア家】
現在、ウェルリア国を治めている王族。
【ウェルリア大革命】の中心人物。元は農民。
現在の当主はライベル=ウィルア。
妻(王妃)はレミリア=ウィルア。
子どもが二人おり、第一王位継承者・アスカと、6歳の皇女・ユメノ。

【ファーン家】
ウェルリア国建国時から約200年間治めていた一族。八代まで続いた。
【ファーン三世】の時代より、戦争を始める。
【ウェルリア大革命】にて反政府軍によって抹殺。
近年、【ファーン家】の手の内の者が【ウィルア家】に復讐を果たそうとしているという誠しなやかな噂が流れているが、果たして……。

【ウェルリア大革命】
今から10年前に起こった、民衆による反乱。
戦争で貧困に陥った民衆の不満がつのりに募って、王族に対する大暴動がおきる。
中心人物は後に国王となるライベル=ウィルア。
その際に【ファーン家】は抹殺。
【ファーン城】もこの時に壊される。
大革命が起こった発端は、【ウェルリア大革命】以前に起こった【呪術師暗殺事件】。この事件の2年後に【ウェルリア大革命】が起こった。

【呪術師暗殺事件】
今から12年前に起こり、【ウェルリア大革命】の引き金となった事件。
事件概要は、ファーン八世の助言者であった【呪術師】レーゼ=ファミリアが何者かに毒殺されたもの。犯行は複数の過激派によるものと言われている。
【呪術師】・レーゼに関しては、前々から民衆の間で、「ファーン八世に何か良からぬことを吹き込んでいる。そのせいで戦争が悪戦苦闘に陥っているのだ」との噂が広まっていた。
この事件以降、国は【呪術師】の生業を表向き禁じた。

【呪術師】
【呪術師暗殺事件】以降、国に表向きの活動を禁じられた。
ウェルリア国南部に多く暮らしている。
水晶やタロットカードなどを使って占う。魔女のような存在でもある。
現在は自営業を営んでいる元呪術師が多いが、中には未だに裏でひっそりと呪術師の仕事をしているのもいる。

【ファーン城】
国で一番大きな湖の中央に建築された城。【ファーン三世】が命じた。
城へ行くには船で渡るか、もしくはある一定の時間がくると、陸につながる一本の道が現れるのでそのタイミングで歩いて向かうかの二択。ちなみに道が現れるのは、潮の満ち干きが関係しているのではないかとのこと(学者談)。
【ウェルリア大革命】の際に反乱軍によって破壊された。

【ウェルリア城】
【ファーン城】の跡地に建てられた城。
ウィルア国王が【ファーン家】の復讐を恐れて2年前に建築要請した。
国中の腕の良い大工を呼び集め、建築した。

【ファーン三世】
【ウェルリア国】を戦争の惨禍へと導いた人物。自身は戦争が大好きで、非常に傲慢な性格であった。自分の意見以外を聞こうともしなかったという。


2013.07.10 現在*執筆中…