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複雑・ファジー小説
- Re: コワレモノショウコウグン【R-12〜18】 ( No.6 )
- 日時: 2013/07/31 23:17
- 名前: たろす@ ◆kAcZqygfUg (ID: 2CRfeSIt)
lp様>>5
初めまして。 コメント頂き、ありがとうございます。
グリム童話、意識した訳ではないのですが、言われてみれば確かにありそうですね^^
カキコ最狂とのお言葉、頂けて良かったです!
今後も面白いと言って頂けるよ、精進させて頂きます。
ありがとうございました。
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7/31 >>3のいちほ解禁に伴って少しだけ補足と言うか蛇足と言うか、解説です。
唐突で混沌とし過ぎてしまった気がするので。
「恋愛」と言うと、女性も男性も大概に口を揃えて言うのが「束縛はされたくない」と言う言葉。
だけれど僕は、束縛というのはとても狂気的で、美しいと思います。
皆が皆、馬鹿みたいに「優しい人が理想」なんて言うけれども、僕は少しもそんな風には思えません。
「あれは駄目、これも駄目、きみは僕だけを見ていればいいの、見ていなければ駄目なの。」そんな風に、例えば大切なコワレモノみたいに、宝石箱の中に閉じ込めておいてくれるような、小鳥の様に鳥籠へ幽閉してくれるような、そんな愛に憧憬を感じます。
だから例えば、翼を奪って、手足を縛って、格子で閉ざした部屋に閉じ込めて、それでも何処かへ行ってしまう様な不安。
そう言う物を抱ける人は、美しいと思います。
だからそうまでして繋ぎとめても何処かへ行ってしまいそうな、そんな不安を感じるのならば、この手の内にある間に殺してしまおう。
僕はそんな風に愛されたいし、そんな風に人を愛したい。
血に汚れた浴室に横たわる一組の男女も、きっとそんな風に愛し合ったんだと、そう思います。
これを読んだ後に、もう一度>>3を読んでみてください。
嫉妬や所有欲、束縛癖の美しさが、貴方も少し、分かるかもしれません。
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