複雑・ファジー小説

Re: 世界樹の焔とアルカナの加護 ( No.96 )
日時: 2014/02/08 13:45
名前: キコリ (ID: gOBbXtG8)

 ———研究手記36


 アルカナやゼノヴィスを利用しようとするものがいるそうだ。
ならば私は、それらを守護する装置の研究開発に取り掛かるとする。
悪にあれらを手渡してはならない。手渡ったとき、世界は終わる。

 ———否、悪でなくても力がなくては、あれを懐にしまっておくのは危険極まりない。
 一人でも多くの命を救おう。一つでも多くの世界を救おう。混沌と秩序の均衡を保とう———


 ———監視手記224


 アルカナやゼノヴィスを我が物にせんと研究している研究者がいるそうだ。
もしかしたら誤解なのかもしれないが、最悪のケースだけは想定し、それを免れねばならない。
あれは、研究程度でどうにかできるものではない。神のみぞ知る、未知の領域だ———


 ———参謀手記64


 アルカナやゼノヴィスに携わろうとしているものがいるようだ。
彼らは一体何をやっているのだろうか。いや、そもそも何故それらに携わろうとしているのか。
ここは一度、情報を集めよう。


 ———参謀手記65


 アルカナ、ゼノヴィスの保有者が判明。

 アルカナの保有者———流星学園生徒"シグナ・ディヴァイアサン""マルタ・ヴァラナーダ"
 極東研究所研究者"ジェームス・アロイド"

 ゼノヴィスの保有者———"葬送丸""十六夜空臥"