複雑・ファジー小説
- Re: 夢みる少女は、黒の階段の上を歩く。【7段、のぼったよ。 ( No.45 )
- 日時: 2014/03/20 09:36
- 名前: 羽瑠 ◆pppAtQkMuY (ID: Aj4Ev7bA)
__ふわふわと、夢のなかで舞う。
ひらひらと。愛すべきものに、いつまでも。
きらきらと、大好きで居たいから。だから。
ぐるぐると。頭を廻して、今日も歩みを止めるな__
Stair_13 不思議な、鯉物語。
気が付けば、好きな唄を口ずさむ。
楽しい事が在れば、けらけらと笑う。
安定という言葉が無い、あたしの心のなかは。いつも。
鯉と言う名の、“こいごころ”に占領されていた。
ふふふふ。意味の解らない笑みと浮かべて。
くるくると、夢のなかを歩き続けて。
夜の街は、楽しい。途方も無く。楽しい。
嗚呼。これが、全て現実だったら。良いのにね。
嗚呼。でも、りあるじゃないから。きっと。
こんなにも。こんなにも。面白いんじゃないかしら……?
あはははは。あはははは。楽しいな。
馬鹿な言葉しか、言えない。嘘を付くのも、得意じゃない。
悪口は、大嫌いだ。嘘でも良いから、褒めまくるのが好きだ。
ららららら。好きな唄を、いつまでも。いつまでも。
るるるるるるん。大好きな詩を、いつまでも。いつまでも。
憶えて居たいから。あなたの事を、いつまでも。
愛して居たいから。忘れたく無いから。だから。だから。
*今日も、他愛も無い話をして。くだらない言葉を建て並べて。
一緒に、踊ろうよ……?素敵な、すてきな恋物語の始まりだ……!*
拙い言の葉を、何度も。何度も。何度でも。繋いで。
何回も。難解も。何階も。伝えて。夢みる少女は。
くるくると。きらきらと。階段を駆け上がる。
今日も、だいすきでした。愛すべき、君へ。
明日も、だいすきでした。これから出逢う、君へ。
昨日も、だいすきでした。いつまでも、愛してくれる君へ。
全ての皆に、アネモネの花束を捧ぐ。
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アネモネの花言葉:儚い恋。恋の苦しみ。薄れゆく希望。
清純無垢。無邪気。期待。可能性。辛抱。
あなたを信じて待つ。