複雑・ファジー小説
- Re: 夢みる少女は、黒の階段の上を歩く。【24段、のぼったよ。】 ( No.66 )
- 日時: 2014/04/03 14:48
- 名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: Aj4Ev7bA)
- 参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode
__0パーセント。ゼロだったら、諦めろって意味なのか。
よく解らない。でも、僕は。諦めたく無いんだ。
例え、其処に。希望の光が存在しなくとも。__
Stair_26 限り無くゼロに近づく、可能性。
ゼロだと、言われた。貴方が合格する確率はゼロパーセント。
息を、呑んだ。言葉を、失った。涙さえ。出なかった。
嗚呼。そうですよね。明らかな、勉強不足だった。
それが、解って居るから。余計に、辛い。
明らかに、努力が足りて居ない。勉強に言い訳は聴かない。
頑張った分だけ、結果が出る。自分との戦いだ。
怠惰な自分に負けた。自分に、負けた。自分に。負けた。
嗚呼。悔しい。溜まらなく、悔しい。
嗚呼。どうしてだ。どうしてだ。どうしてだ。
答えなんて、自分の中にしか存在しないはずなのに。
ぐるぐる。くるくる。ぐるぐる。くるくる。
結局。こころの涙の海に溺れて。
答えが、見つからない。みつからない……!
どうすれば良い。どうすれば、いい。何が、正しい……?
いや。正しい事象など、初めから存在しないのだ。
正しいとか、そんな言葉などいらない。
僕が、求めているのは。自分の決断だ。
嗚呼。弱いなあ。溜まらなく弱い。
迷っているんだ。いつまでも。迷っているんだ。
深い深い深い森の中で。ひとり。
暗い昏い暗い闇の中で。ひとり。
迷って。悩んで。立ち止まって。考えて。
答えは、きっと。ひとつだけ。
何度も考えたって。答えは、絶対ひとつだけ。
心の中で、響き渡る声は。ひとつだけ。ひとつだけ。
真実の声に。耳を澄まして。
確実な感情だけを。胸に刻んで。
苦しい情動は、抑え込んで。
哀しい現実は。涙を堪えて。
行動を、起こせ。誰にどう思われたって構わない。
僕の人生は、僕だけのものだ。だから。だから。
自分の道ぐらい、自分で決めさせてくれ。
「浪人、させてください。」
親に大きく頭を下げた自分には、
もう。微塵もプライドなど存在しなくて。
別に、良いんじゃない……?
こんな人生も。悪くない。
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ツクシの花言葉:向上心。意外。驚き。努力。