複雑・ファジー小説

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.11 )
日時: 2014/03/07 20:50
名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: Q8MrRCmf)

[嗚呼。思考回路が、錯覚を起こす。答えを探しては、探しては。迷ってばかりで。永遠の迷路に迷い込む。助けてくれる人なんて、見つからなくて。見つからなくて…!やっと。解ったんだ。答えなんか、存在しない。明日は、自分の手で掴むしか、無い。そうなんだ。そう、なんだ…!”賢い”はただの言い訳。人はいずれ死ぬ。この事実だけは変わらない。もしかしたら人は虚しいのかもしれない。だからこそ人は生きる意味を探してしまう。自分の中の魔物にナイフを突き立てた 支配されるもんですか 支配されたことにも気付けなくなったら そう考えたらゾッとした。支配欲が、今日も。世界をむしばむ。蝕む。虫食む。逆らえ。今日も、自分の意志を貫け。僕は、間違って無い。君も、絶対。間違ってなんかないから。だから。打ち出した文字を、全て消した   あまりにも全部、女々しすぎて   考えないと伝わらない言葉と   考えたら伝わる言葉と   たくさんありすぎて、   僕はもう、溺れそうだな   人の波、言葉の海、思考の渦   僕はもう、溺れそうだな。溺れるな。蝕まれるな。君は、ひとりじゃない。ひとりじゃ、無いから。胸を張って生きろ。泣きながら、前を向いて。ススメ。進め…!明るい未来は、絶対。すぐ其処に。在るから。或るから。だから。ちょうど一年が経つんだ。人が怖くなってどうしようもなかったあの日から。よくここまで這い上がってきた。でもあの時の気持ちを忘れることができない。今でもたまに、怖くなるんだ。誰だって。そうだよ…?みんな、人にびくびくしながら。毎日を生きているんだ。怖がるのは、防衛本能。君は、とっても素敵だ。今まで、よく頑張った。これからは、もっと。力を抜いて。行けてゆけば良い。僕は、いつまでも。君を見守り続けるから。一緒に、頑張ろう…?キミといるとお気に入りのセットリストを聴いているような感覚になれる。           変なのかな? 恋なのかな? いやいや、キミは、メイド・イン・テンション。テンションを上げて。RADIOのボリュームを上げて。ライブの中に迷い込んだような、錯覚に酔いしれて。嗚呼。楽しい。この瞬間さえ在れば。僕も今日を、生きて行ける。拳を挙げて。WAVEを巻き起こせ!立ち上がれ。たちあがれ!立ち上がるべきは、今。行動すべきは、いま。叫び続けるときは、今。水溜まりを覗いた  ゆらゆら 僕を見つめ返す   わからないなあ 雲はどうしてもこもこじゃないの   せっかく君がつれていってくれるのに   どうして雲はすかすかなの    手を取り合って 空を見上げる  ふわふわ 雲は浮いていた…?今日も幻の上を歩く。ふらふら。ふわふわ。雲は、きっともこもこだよ。手は、届かないけど。あたしは、そう。信じてるの。きっと。あたたかくて。柔らかくて。口にふくんだら。あまーい。とろける味がする。とっても。とっても、素敵。でしょ…?]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.12 )
日時: 2014/03/07 21:03
名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: Q8MrRCmf)

[嗚呼。ある行き先しか選べなかった だけれど別の道からの誘惑もある どちらも「可能性」の光を唄うんだ…?夢に惑わされし。惑わしの唄。孤独の詩。謳う乙女。躍る少年。昼間は平気は顔して笑ってるけど 夜は毎日ベットの上で涙流すんだ その涙は片想いしているあのこのせいかもしれないし 将来のこと 勉強のこと 友達のこと なんの涙かわからないけど とても泣きたくなるんだ 毎日が楽しいはずなのに なんのために泣いてるかもわかんないのに 毎晩ベットでうずくまるんだ 。どうしたの?毎日泣いてても良いんだよ…?幸せのあおい鳥は逃げてゆかない。苦しいのなら、誰かのせいにしたって構わない。涙の結晶を、拾い集めて。歓びのはなを咲かせよう…?ね。僕は、泣いてる君を。いつまでも。待ってるよ。どんなに着飾っても、お洒落しても自分は自分。着飾る事無く、ありのままの自分で生きていこうとそう心に決めて。積もりもしない癖に舞うだけの雪が     口先だけでなにもしないぼくの目の前を   横切ってそのまま見えなくなったんだ。   晴れながら雪を吐く空にまた呑まれたように                      春を待つ太陽が少しだけ笑った気がして   なんだかくやしいや、と目を細めたまま   目の前の春からはもう少し目をそらしていて。なごり雪が見える。僕も。笑った。見えない君を、見つめて。おおきく。笑った。ありがとう。間違った、で済ませちゃお   過ちだ、で済ませちゃお    試しに好きって言ってみて   不意打ちで手を繋いでよ   数秒だけ抱きしめて   本気にならない口付けを    全部冗談だもんねって笑いあおう   さみしくなって、終わろうよ…?飢えて枯れて。這いずり回って。ぐちゃぐちゃに、溺れながらも。僕は、今日を。生きている。確かに。此処で。いきている。僕はこのありふれた日常の、 つまらない生活の美しさを認識するために、 今日もシャッターを切る。ぱしゃん。ぱしゃん。今この瞬間を、ネガに残して。遠いみらいへと。この瞬間を伝える為に。走り去ったセブンティーン  もう少しって言ったのに  だいじにしたのセブンティーン  空のサカナだってみえたのに  融けたみたいな 綿菓子に沈んで それでもまだ足りないって  さよならって浮かんで消えたってよかったけど わたし、まだ縋ってたくて  青春はまだここにあって 追いかけていて まだ間に合うって  ベビーピンクの絡まる糸を やわらかなあまさといっしょに。とける、せぶんてぃーんまじっく…?すてきだわ。とっても素敵。目覚めて ふと あの頃が懐かしくなったり 僕は永遠の学生だ なんて 携帯の向こうで笑ってみた。ふふふ。おはよう校歌。今日も、走り続けろ。白線のうえを]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.13 )
日時: 2014/03/07 21:11
名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: Q8MrRCmf)

[嗚呼。近づけるかな 辿りつけるかな  春の微かなおとを たよりに ふうらり、ゆらり 君の、忘れないで。 胸ポケットにしまう小さな手紙  わたしは忘れない、よ。忘れない、 空を吸って、吸って、空に吐いた息 春のおと 聴き逃さないように なみださえ堪えた  夢を叶えたら また、会おうよ、笑っちゃうほど暖かい日に  辿りつけるかな このまま。春のあしおと。ふかふか。聴こえる。うれしいな。嬉しいな…!グレイに包まれて 長い眠りについたまま    読み上げられない紙芝居を待ち続けている   100年 200年    そうして ただ 花を眺める   そうして ただ 水を浴びる         「さようなら って、何度言っても聞いてくれないのね」   口はない 耳はない 目はない 鼻はない 手はない   「からだはない」   空が 揺れた 気がした   「離れ離れになんて、なれるかな」   煙が細い線を描く   「なってしまって」   花瓶が割れた   「笑えない毎日だけど ここでなら泣けるって 伝えたくって」   手のしわが重なる   「あしたはあの子の誕生日だから お祝いしてあげてね ケーキは果物いっぱいのものね」   そうして消えゆく存在は たしかに かすかに 心の存在を強めていく。少ない人数だったけど、、、少ない人数だったからこそ一人一人との思い出がたくさん。長い人で12年以上。短くても6年。17人でなりふり構わず走ってきましたね。いろんな事があったけど、みんなでバカやって笑ってる時が一番の思い出です。こんな私にもたくさんかまってくれて、ありがとう。12年分の感謝の気持ちを。 自分の口では言わないけれど、これが本当の気持ち。ありがとう。ありがとう。これからも、ずっと。みんなの事がだいすきです。もう少しだけ 君といたい 君と話したい 君と、君と…。大丈夫。いつでも逢えるよ。じゃあ、十年後まで、待っててほしい。必ず。捕まえに行って。魅せるから…!もう少しでこの生活も 終わってしまうんだな あっという間に過ぎ去っていった 大切な思い出の日々 これから僕等はそれぞれの道を 進んでいくけど きっとまたどこかで逢えると信じて 前を向いて歩くよ 辛いときや悲しいときは みんなの笑顔を思い出す たわいもない話で盛り上がった あの時間を思い出す そうすれば不思議と笑ってしまうんだ 悩みなんて消えていく 「大丈夫」 そんな言葉が聞こえてくる さあ 光の中の扉を開こう キラキラ輝く未来が待ってる 怖がらなくても大丈夫 誰かの助けが必要なら 僕等が手を差し延べるから さあ 光り輝く道へ進もう それが夢への架け橋だから。親愛なる。ともへ。めいいっぱいの感謝の意を。ありがとう。ありがとう…!じゃあ。またあした。絶対。ぜったい。逢おうね。約束しちゃったから、”さようなら”は言わない。そのかわりに”ありがとう。じゃあ。ばいばい。]