複雑・ファジー小説
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.132 )
- 日時: 2014/05/10 14:57
- 名前: 羽瑠 ◆LhGj6bqtQA (ID: PfnP2WII)
[嗚呼。それでも明日に 向かおうとする どんなに、ふかくても。 どんなに、くらくても。たまに心臓は いきているよ、と早口になる いやいや、僕は大丈夫だからさ。でもひとつ 聴かせてよ なあ、頬って温かいよなあ。 僕も。 君も。よぞらに溢れた真昼の月光。貴方はいつまでたっても。僕のひかり。そうさ、僕は無敵なんだ。負け犬の遠吠え。無理しなくて良いのよ。君の強がりの優しさが、たまらなく。だいすきだから。最近いろいろ考えるの ぐるぐるして考えるの まぁ、別に 答えなんて いらないけどね…?考えごと。くるくる。ぐるぐる。星空のうえを歩いた。返り討ち愛を。 私は何となくでしか生きられない。 あなたはそんなこと知らない。 でも、そんなあなたは私を好きでいてくれたらしい。 なんか、ごめんとか言いたいけど、私は言えない。 だって、何となくで生きてるもん。 私はすぐに決められないもん。 私は素直じゃないもん。 なんてやっぱり、返り討ち愛を。いいんじゃない?なんとなくで。そんな事をさらりと言う、貴方がだいすきよ。なんて。あたしも君に、返り討ち愛をば。「過去」になっていく「今」を いつもいつも 見送っている 送る言葉は 月並みでしかないけど きっと誰にでも 優しい言葉 目を閉じて待つんだ 「今」になる「未来」を 焦らずゆっくり。おやすみっす、みす、ゆう…?まどろんだ先に見える何か。夢は甘くて曖昧。 けど心地いい所、現実も夢の一部だったりして。 じゃあそろそろ起きよう。夢のなかで、きみに出逢えるための。準備をしなくちゃいけないみたいだ。だから。だから。目を閉じれば、わたしのいちばんすきな、夢の世界へ。今夜こそ君にあえますように。涙で埋もれた瞳を拭って。きょうも、あたらしいあしたをゆめみて。おやすみ。くらうど…?朝日は僕の目に あまりに眩しい 泣きそうになる 皆と同じ世界に 僕も居ていいのだろうか 閉ざされたままの窓 まだ開けられない。おはよう、すいみー…?一緒に居ようよ。貴方が哀しみで埋もれてしまうまえに、素敵な夢の世界へ。いっしょに。さあ、さあ…?きょうも、だいすきでした。]
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.133 )
- 日時: 2014/05/10 15:15
- 名前: 羽瑠 ◆2DNEbF3uNY (ID: PfnP2WII)
[嗚呼。誰だって泣く 誰だって笑う 誰だって怒る 怖いのはそれを忘れてしまうこと。誰だって。ダレダッテ。大事な事を、いつも忘れてしまったフリをして。あーあ。悲しいゲンジツ。頬が あつくなって 首すじに おりて 背中まで すうっと通る からだ温度。きっと時間は止まっていて きっと私の髪は風に流れていて きみを見かけた瞬間 そういう気持ちなのです。 交差点で、じゃなくて。歩道橋で君とすれ違えるなら、そんなしあわせな事など無いのだろうと。君の温度を耳で感じていたい。だから、だから…!『全て君のせいにしてしまおう』 緑色の風は 紫陽花と温い体温を奪い去った 蜃気楼と雨の匂い 『そんなのって、ないでしょう』 誰にも見つからない 傾いたテレキャスターと 壊れたレスポール 青く濁る下弦の月 『ごめん、また泣かせちゃった』 緑色の風は 私と君の関係をぼやかした まだ止まない雨の匂い 遠くで誰かが私を呼ぶ 『君を信じていたかった』 『じゃあ、私の名前を呼んでよ』 夜と朝は混じり 跡形もなくなった。6.5秒後の出来事。にわか雨は、いつだって。唐突に。僕らの優しさの体温を、いとも容易く奪い去ってゆく。教会で少女が祈った 誰か神様を 消してくださいって そんな願いを 叶える神なんて 何処にもいないのに 戦地で少年が願った 誰かこの僕を 守ってくださいって そんな願いを 叶える兵士なんて 何処にもいないのに ビル群で僕は手を伸ばす 誰か世界を 壊してくださいって そんな願いを 叶える運命は 何処にもいないのに。wherever…?願いなんて、叶いやしないのなら。神様なんて。存在自体が居ないのかもしれない。だから、答えて。神様。貴方の想う世界は、きっと。もっと、明るいのでしょう…?なんかさ 気づかないうちにできた傷ってさ 気づくと痛くなるでしょそれと同じでさ 心の傷もさ 今日できてても 気づいてないかもしれないよ そして あした、キズのイタミに気が付いて。おおきく笑う。]
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.134 )
- 日時: 2014/05/10 15:15
- 名前: 羽瑠 ◆IdlDyepbq. (ID: PfnP2WII)
[嗚呼。なぜだろう 涙が出ないな こんなに綺麗な星空をみてるのに涙が出ないなんて 一昨日ぶりだ 今日という一瞬を モニュメントにして 祖先に伝えたら 正邪の声も聴こえるはず 汽笛が向こうで鳴っている そんな夜に旅立つ君には 儚い祈りと灯火を。 メメント・モリ。冷徹な君には、儚い灯火を。そんなものさえ、きみにはもう、必要無いのかもしれないが。みんなが泣いた映画を見ても、流行りの音楽を聴いても、ベストセラーの本を読んでも。何にも感じれないのはなんでだろう。なにかの拍子に閉ざしてしまった厚い壁。自分の気持ちも自分でわからなくなった。でも、壁を壊してしまったら、あたしがあたしを支えられなくなる気がするよ。自分自身で創り出してしまった、おおきな壁を。今日もばんばんばんばんばんばん叩いて。大きな声で。鳴く。無く。泣く…!私のナナメ後ろ。 ちょっと微妙な距離の席。 向かい合うのも、丸付けのペアも違うけど やっぱり、すごく、嬉しくて。 もし落ちた消しゴムが、君の足もとに転がったら。 もしノートを忘れた君が、困った顔でこっちを向いたら。 もし、もし、もし 君も私のこと すきだったら。 私のナナメ後ろ。 ちょっと微妙な距離の席。席替えが、あまい香りを連れて来て。今日も、おおきく微笑む。君の特等席は、あたしのもの。言葉を交わすこともなく ただただ過ぎた1カ月 よくわからないけど どことなくあの人に似てた よくわからないけど 目で追ってた よくわからないけど 隣にいて欲しいと思った 。きみに。宇宙船から見た、 小さな世界の 隅に 言伝てがひとつ。 「あいらぶゆー」 誰から誰への、 言葉だろう。 遠ざかる地球に 手を振った。 泣きたい気がした 気がしただけ。の、青い春。ずっと溜まってた いろいろなことがあったから その溜まったもの 一つ 一つ を 言葉にしたくて だから この場所で わたしは すべてを ぶつけたい うれしいことも 嫌なことも そしたら ここでは 本当の自分に 会えるような 気がする。一週間の思いよ、きみにと、ど、け!]