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複雑・ファジー小説
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.135 )
- 日時: 2014/05/10 21:36
- 名前: 羽瑠 ◆Gf3uew3Kro (ID: Ue208N0d)
[嗚呼。君はその鋭利な優しさで、自分の身を抉るのか…?今日もまた、偽善を振り翳して。おおきくどうしようも無く弱い自分を思って笑う。嗚呼。どうして、こんなにひとりで立っていられないのか、と。誰かに頼る事でしか自分を保つ事すら出来ない自分が、堪らなく嫌いきらいキライ嫌いきらいキライ嫌いきらい。だから、だから。だから。今日も、馬鹿みたいに。自分を主張して。否定されて、おおきく鳴く。泣く。無く。嗚呼。僕の事なんか、世界中の誰も。必要としていないのだと。あたしの事なんか、世界中の誰からも。注目されていないんだと。そんな事を思って。被害妄想に浸って。そうやって、やっと。とんでも無く、情けない自分に気が付いて。あーあ。ああああああああああ。居なくなれば良い。そんな弱い自分なんか、消え去れば良い。そんな事を思って。強くなりたいツヨクナリタイ強くなりたいつよくなりたい。誰かに頼る事も無く。誰かに必要とされる事も無く。ただ、ただ。立って居たい。それだけなんだ。生きて居たい、それだけなんだ。愛して居たい、それだけなんだ。誰かに愛されたい、それだけなんだ。きっと。こんな寂しくて。小さい叫び声なんかは。誰にも届かなくて。こんな馬鹿で阿呆で。どうしようも無い言葉は、誰にも響かなくて。きっと。こんな拙い文章は。きっと、きっと。誰にも読まれる事なんて、無くて。それでも、構わないと想った。それぐらいの小さいあたしが、一番。自分らしいと想った。だから。だから。泣いても、叫んでも。鳴いても。叫んでも。きっと。こんな思いは、誰も気付いてくれない。だから。貴方のこころの片隅に。少しだけ。すこしだけ。少しだけ。顔を覗かせて。ゆめのなかで、今日も遊ぼう。約束のゆびきりげんまん。そうして、またあした。またあした…?]
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