複雑・ファジー小説
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.146 )
- 日時: 2014/05/16 20:44
- 名前: 羽瑠 ◆Gf3uew3Kro (ID: EHK9H4Vk)
[嗚呼。得る喜びも 失う悲しみも たくさん たくさん……、大人になったの。だから、僕の想いはもう届かない。憧れ。期待。後悔。嫉妬。憎悪。執念。こんな感情たちに支配されて今、私はあなたに恋してる。恋なんんて、何時まで経っても切ないモノだ。ほら。その音を聞いて。世界が嘆きの歌をささやいてる。ちゃんと聞いて。しっかり聞いて。聞き逃さないで。世界の叫びを。世界の苦しみを。その中にある貴方の苦しみを。気が付いてあげられなくて、ごめん。ごめん。ごめん…?だから、今からで良いから聞いて欲しい。あたしのこえ、を、君の瞳になって その世界を見てみたい だなんて、無いものねだり。そうかな、君の願いをいつか叶えてあげるよ。僕の瞳から見える世界をキャンパスに映し出して魅せるから。それまで、待っていて。たくさんの世界を見てみたい 色んな景色を見てみたい その感動を言の葉に添えて 誰かに伝えることが出来たら嬉しい 、改めましてはじめまして。今日もよろしくね?俺はただただ 見つめていた 出口のない 暗闇を 身体はただただ 震えていた まるで『孤独』を我慢するかの如く 目の前が何も見えず 方向さえも分からない そんな俺を救ったのは たった一つの“光”だった 視界は鮮やかに輝きながら 心を澄んでいく 忘れていた何もかもを 一つずつ写していく 気付けば震えも止まっていて 隣には“お前”がいた 「あぁ、やっぱりだ」と 心で静かに泣いた —————「あぁ、やっぱりな」と 心で静かに泣いた。優しいヒカリはいとも簡単に遮られて。泣きたいときに心の一番底から泣く でないと二度と泣く事ができなくなってしまうから。泣く。君がいない世界にいる僕は今 真っ白なホネの美しさが分かるんだ 星があと2めぐりしたら この歌を宇宙葬にしよう 遠い遠い月を見つめて 眠るあなたの上 泣いていたんだよ 知ってほしい 知らなくていい だけどやっぱり 泣いていたんだよ、requiem。君がいてくれるならば、全てを失ってもかまわない。あの時確かにそう思った。その瞬間が、永遠に続くのなら。僕は死んでも良いと、そんな事を想った。]
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.147 )
- 日時: 2014/05/16 21:23
- 名前: 羽瑠 ◆jXJip0UNoU (ID: EHK9H4Vk)
[嗚呼。つぶやくことはきっと、こころからひとつずつ ポツリはいつしか両手で掬いきれなくなるくらいの数へと 歌い続ける限り、溢れ続けては残っていく。ポツリ、この世界に。君はもう居ない。起きてから寝るまで、全力で。もうへとへと。報われない。ほめられない。認められない。掴み取ろうとして伸ばした手。指の隙間から、全て流れ落ち。涙とともに、大地が吸い込んだ。 そう。この舞台こそが知ってる。私の努力を。全てを、知って居る。この地が。このココロが。この夢が。ひとつ前の夏 花火も咲き乱れて見えなくなったころ、僕は旅に出た 星を眺めては浮かぶ雲 涼しげな蒼と青のグラデーション 空の下、並木道を歩いた ひとりは行く先で繋がる 繋がっていく この夏は、北へ行くよ。遠いとおい、北の地へ。旅の事。北の地いいな、行きたいよ。あの鳥に逢いたい。青い深い夜の息。街をずっしりと押す夜の色。まだ今日の夢を 知らない。水仙街灯が 消える瞬間まで。そのまま、そのまま。僕は、このまま。君を探し続けるだけ。誰も拾わない言葉を拾う。下だけ向いて言葉を拾う。集めた言葉はカゴに入れ、持ち帰ってからカゴを逆さに。踏み潰されたボロボロの言葉、誰にも踏まれず綺麗な言葉、誰かに捨てらた空っぽの言葉。僕はそれらに命を吹き込む。そこの輝きは永遠だった。すごく伝えたいことっていっつもぼくの言葉の先をいく。そらに浮かべた伝えたい歌詞を目で追ってるのに声にのった言葉は3小節前、そんな感じ。タイムスリップしたのか?ロロが時をいじったのか?わかんないけど、伝わらなかった言葉の分だけ、想いはつのる。伝わらなかった言葉の分だけ、きみはぼやけて見える、なんて。レモネードは砂糖のうえで、溶けて行った。じゃあね、また明日、お願い。これからも、私の隣でそうやって笑って。貴方は知らないだろうけど。私に向けたその笑顔が好きです。好きです。君のことが。足にあわないスニーカーで徒競走に勝つことが、弱い弱い僕の存在証明。意義をこの脚で、し、め、せ!気持ちをこころに 詰めて ことばに出来ないことばかりで お祭りで買うラムネのビー玉はまだ取り出せない からんころん 置いてけぼり。僕はどこへ ゆけば 僕なのだろう 真っすぐな夕焼けが、背中を押す どこまでゆけるの 生きる儘で。そして一粒落ちた、そして。ぐしゃぐしゃに僕の心を濡らした。]
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.148 )
- 日時: 2014/05/16 21:25
- 名前: 羽瑠 ◆0UYtC6THMk (ID: EHK9H4Vk)
[嗚呼。お知らせです。また今夜から、開店します。メニューは、ケーキと何かひとつです…。只今、準備中ですので、今夜。皆様のご来店、お待ちしております。カフェ、ポエムより。夜の暗闇も 朝の暁も ひとりぼっちを 強く感じさせる だからね 夜は夢世界 あの子とお話 昼は現実 誰かを待つよ、おやすみ&おはよう。あの子は今日も、元気してますか?笑った顔 怒った顔 泣いた顔 驚いた顔 照れた顔 言葉に飾る 小さな表情。かおもじは優しい笑顔を僕にくれた。知らない顔 形状が認識されない 音が漏れている 考え続けて 発し続けよう 言葉に意味が無くなるまで 知らない事は知らなくていい 理由が欲しい 理由なんか要らないのに、教養はあたしのココロをぐちゃぐちゃにした。良く解らない。でも、誰も悪く無い。お化粧に慣れて 無頓着だった髪の毛にも気を遣って 少しずつ甘えることを止めてみた 自分の価値観は一般論からズレてると知って それも自分と認めて 自分を愛するようになった 人を傷付けて傷付いて 自分を傷付けて傷付いて 甘えと助けは違うと知って 肩の力を抜くことを知った そうやって少しずつ大人になっていく。昨日までのわたしには、さようなら…?自転車制服後ろ姿 白地にレモン セルリアンブルー 波打つ髪 揺れる木漏れ日 束縛された耳を解放しよう。音楽くらいは君の声を開放して欲しい、だから。だから。ふと見上げると 果てしなく広がる青空 融けてしまいそうなほど綺麗な空の色 けどそれは、すぐに泣きそうな青の色。あおぞらはいつも唐突に別れを告げる。ただ話をきいて うんうんと頷いてくれるだけでいい 言葉に詰まった僕を見て なにも言わないで 大それたこと言おうなんてしなくていい 隣に居てよ それで手を握ってて 何処にも行かないで 君の温度を感じてたいだけだから、うん。何処にも行かないから。大丈夫だよ、君の隣が一番落ち着く。ありがとうね、なんだか鼻がムズムズする。僕は今ありの巣のような気分だ。何かが僕の巣に入ってきている気がする。鼻がムズムズする。小さい何かが僕の巣に侵入したような気がする。鼻がムズムズする。僕は風邪かもしれない。だいじょうぶ?お大事にね。スカートゆらして 駆け上がる 屋上で会う 青い空 授業さぼって 見上げたら わたしはわたしと 唱えてみる、制服りぼんがゆらゆら揺れて。今日も、幻想曲が聴こえて来る。ダ・ヴィンチの短歌くださいコーナーに突撃して玉砕したやつ、もったいないのでここに書こうかな。穂村弘さんには程遠いですが。「ティッシュ」/400枚(200組)の重なりを組織と読めば、私は宇宙。/tissueには組織という意味もあるそうで。短歌ください、みんなの力が世界を変える、]