複雑・ファジー小説

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.156 )
日時: 2014/05/21 21:38
名前: 羽瑠 ◆3bIcT8VeIg (ID: LWmBT2II)

[嗚呼。名前を呼んで。その声で、その言葉で。 私だけの、名前を呼んで…?call my name。凭れて 揺られて 15分 少しだけ 休憩させてね、電車のなかは小さなお布団、それぐらい休ませてくれないと、あたしは。きっと、きっと。誰かの前で泣いてしまいそうだから、糸は切れた 自由になる 操り人形の自分に さようなら。操り人形なんて、とっくの昔から願い下げなんだよ、だから、だから。だから…!君の大切な人が星になった でも君はきっと笑顔のままだろう 僕にも偽りの君をみせるのかい…?どうだろうねえ、君にはもう全てを見透かされてしまった、そんな気がした。身体と こころ  未だうまく 絡まらない からん ころんと 鳴る 身体と こころ あしたに向かう僕の声を 聴いて…?からころ、からんころん。ベルは唐突に最期の鐘を鳴らして、こなれなさ 這う感覚  心臓の音で奏でられたらいいのに  そしたら少しは 甘んじるよ、ざあざあ、ばちばち。音は鳴りやまない、まるで何かの初まりを告げるかの様に。片想いでいいと思っていたのに、いざ君の好きな人を聞くと心が苦しくなる。 春風がそっと教えてくれた、春は何時まで経っても無邪気なままで。私と君は見えている風景は同じではない じゃあさ君から視える私はどんなふうに見えているのかな?見えるものはいつでも、不自然で。どうにもくすぐったい鼻先の距離を、ぼくらは愛して  さよならも言えないように繋いで紡いだんだよ  それでも足りやしないけど、らくがきみたいに愛したよ  空になったマグカップと本棚と  たおやかに終わる季節を  ぼくはまた愛していくのかな、どうにもくすぐったい鼻先の距離を、ぼくらは愛して  さよならも言えないように繋いで紡いだんだよ  それでも足りやしないけど、らくがきみたいに愛したよ  空になったマグカップと本棚と  たおやかに終わる季節を  ぼくはまた愛していくのかな…?ひとつ、ふたつ。花びらは可憐に散り逝く、傘をそっとあげたとき、見えたのは大好きなキミと笑うあの子の姿だった。そんなの見てないようにまた傘を戻して足元にたまる水溜まりを眺めた、雨はじゃぶじゃぶあたしの哀しい心を洗い流してくれたんだ、ぽかぽか お布団 待ってるの うらうら おひさま あったかいね ねえ 今日は どんな夢を 見るのかな、はろー、まいほにゃらら…?助けてって叫ぶわりに、助かろうとなんてしてないのよ、あたしは泣き喚いている、それだけ、]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.157 )
日時: 2014/05/21 21:29
名前: 羽瑠 ◆56SDCm/AfQ (ID: LWmBT2II)

[嗚呼。欲しいものに手が届かないなら、そこまで歩いていけばいいよ。ゆっくりでも、早足でも、自分のペースで歩くんだ。そしたらきっと、いつか一緒に笑えるよ。walk to there、君が此処に居る限り。何かを始めることは難しい。始めたことを諦めることも難しい。やっとスタートラインに立ったばかりなのに。どうして終わりを考えてしまうのだろう。うじうじ、そう言いながら、君はスタートラインに付いて。おおきくわらった、妄想を創造し 創造を想像し 想像を葬送し 葬送された世界で 僕らは生きる 生きがいなんて ただの白百合さ 死骸なんて ただの符号さ 所詮は0と1だけ ただそれだけなんだ たかが0と1だけ その狭間にある 夢幻 夢幻 僕らはソレを ただただ 葬送されないことを 祈り妄想し その妄想を創造し 僕らは・・・degitalに翻弄されるだけの、操りニンギョウ、「オススメ教えて」 教えなければ良かったな ゆっくり 感傷に浸ることも 出来ないよ 君は笑っているね お願いだからこっち見ないでよ、顔が赤くなるのがバレちゃうでしょ?だから、だから、こっちを向いて、ねえ…?君が振り返って手を差し出す。髪の色も瞳の色も夜の使者らしく。もうすぐ闇に溶けそうで。夜明けもまだ、重力も眠っているのに、起きているのは2人だけ。ここには夜が1つだけ。 /孤独に揺れてる言葉でも それが言葉じゃなくったって 傷ついた手で 受けとってしまう僕だ 君はもう泣かない / 視界が霞む。消えない幻。君は嘘を抱きしめた。君は僕より強い。雨に流れて風に舞い、今度は誰かの涙を洗う。またいつか会えるかもしれないけど、会えても僕には分からない。涙の行方はきっと、きみにしかわからない。指の隙間から 覗いて見えた 一番星  流れてしまってよ、君の元へ  色づいてしまえないなら 手招きに揺らがないで  もっと光ってよ 一番星   君が気づくように、だって。君は何時でもなきながらわらうから、だから、僕のえがおで 君を思いだす 君と僕 同じ温もりのしたに居るよ 手をふるよ 夕焼けが落ちたら、一番に輝く星に 気づいてほしくて 手をふるよ?晴れ空には、今日でさようなら…?どしゃ降りのあとの朝は 目が眩むほど鮮やかで 見てなんないほど眩しかった、きょうのあさ、虹が架かったような、そんな気がしたんだ、]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.158 )
日時: 2014/05/21 21:36
名前: 羽瑠 ◆.9i49fR4w. (ID: LWmBT2II)

[嗚呼。万有引力に 完全に頼りきって 地面と平行になる 仰向けば 空虚な天井 俯せれば 涙の染みた枕 横たわって 反転した世界を 眺めれば 気付くのだった 「未来は何処からでも来るもの」おやすみ、フォーム?またあした、きょうもありがとう…?今日が終わる。明日が来る。 明日が来たら、今日とは違う自分に なれるかな。…。大丈夫、あしたはまた違う風が吹くから、だから、例えば私に 本当の運命の人が出てきたって きっと私の中で永遠に あなたは 特別な場所にいるんだろう…?さよなら。そんな事無い、運命は引き寄せるモノじゃなくて、手繰り寄せるモノなんだよ、知ってた?かつて自分の夢のためにつくった道 その道が今誰かの役に立っていて、その事実が過去の自分の存在を肯定してくれている。夢、渡る。そして、出逢いは巡る。こころが 時間を忘れて  考えごと を頬張る もう少しだけ もう少しだけ、  ことばじゃない こころが 鳴いている 聴かせて、眉間と こころに効く唄を。誰か、聴かせて。そして、あたしのココロに響かせて、水面に映る、星たちが踊り出す。光の大きさはどれも違う。だけど生きている証を届けたいと、願ってるんだろうな、だから光る。重力を引き離して夜空を旅して、少しでもあなたのそばに行きたい。流れ星に願ってる、優しそうな女の子も望遠鏡で眺めてる大人しそうな男の子も。誰もが星を眺めてる、儚げな光を想ってる、なんて。星に願いを、水面に夢を。思っていても 辛いだけなら いっそ気持ちごと この雨とともに 流れてしまえばいいのに 、流れるもんなら流してしまいたけども。流せないから困ったもんだ、動かない身体を無理矢理起こして しばらくベッドに座り込む カルシウムが足りない所為かなって、苦笑い やってないことがあるなあ でも。やらなくちゃ 晴れの下じゃ 笑っていなくちゃ。迎えた朝のこと。無理はすんな、あたしの前でくらい泣いても良いから。それで、またあした想いっ切り笑えるのなら、それで良いから、今は少しだけ、身をまかせよう。とても疲れてしまっていて、何もできそうにないし、立ち向かうにはまだ勇気が足りない。 だから、この静けさに沈みこもう。陽が出る頃には、自分はそこに立ってるだろうから。何も心配いらない。大丈夫。今は春風が味方してくれる、そんな気がしたんだ、車のライトが眩しくて 目を反らした 残像だけが僕の中に 夢のようだ 夢のようだけど 夢じゃない 君が確かに輝いている。夜、おとぎ話のような素敵な話ね、傘は1本あればよかったはずなのに。Rany Day。僕の傘だけじゃ、いとも容易く骨が折れた、]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.159 )
日時: 2014/05/21 21:37
名前: 羽瑠 ◆ymSUd.Ofgk (ID: LWmBT2II)

[嗚呼。降り続く雨に   心躍り、朝に『おはよう』を言う     大体の人は晴れた朝にしかあいさつはしないけど    無情利な思い込み    冷たい風には我慢は出来ず     傘を持たない僕は    ただただ自分の不甲斐なさを夢みた、レインレールは止まらない、四角四面なポリゴンになった そんな夢を見た イメージチェンジは 憧れるけど ヘタレな僕には ちょっと難儀かな 口にする言葉も いつもと変わらず とりあえず あの子真似して 笑ってみるかな。おはよう、フォルム。今日も、よろしく、ねぇ何もかも、当たり前にしちゃダメなんだよね。でもね、当たり前だって錯覚してないと、涙がでそうなんだ。ねぇ、当たり前だって言って。あなたの口癖。安心するの。ねえ当たり前だろ、人に優しくするなんて、当たり前。迷ったっていいじゃない。それが人間だ。 泣いたっていいじゃない。それが強さだ。 失敗したっていいじゃない。それは成功に繋がるから。 倒れたっていいじゃない。それが成長させる。 諦めたっていいじゃない。それも時には必要。 じゃあしちゃいけないことは? 自分で自分に「いいじゃない。」って言っちゃうこと。いいじゃない、自由に生きたっていいじゃない?怖いんだ。 低空飛行で飛んでた僕は 暗闇へ向かって真っ逆さま。 少しの勇気、少しの努力。 翼に込めればすぐ飛べる。 だけど飛ばないのは、僕が弱いから。つばさが無いんじゃなくて、飛び出す勇気が無いだけで。そんな自分に地団駄を踏んだ、僕はこんなもんじゃないって、もっと、もっと!強い奴なんだって、一番怖いのは、笑い方を忘れてしまうこと。忘れかけているかな、だから。だから、今おおきく作り笑顔を作って。あの日の君を思い出して、さよならを溶かして飲み込んだ。代わりにため息が一つ。朝、君にはもう逢えない。多分、幸せなんだなと思う、気付けばもう笑えている自分に、史上最高級の喜びに浸った、壊れた玩具 ただ捨てればいいだろ そう思いながらも 押入れにしまった 壊れた玩具 ただ忘れていくだろ? そう思いながらも 今日も思い出した 嘆いたヘカテー 祈るヘルハウンド 狂ったアテナに 怒るペガサスさ 踊りだした 壊れた玩具に 希望を見せれるわけはない ありえるのは 壊した人間の くだらない欲望だけ くだらない願望だけ、ぶろーくん、そんな心は僕には、イラない、]