複雑・ファジー小説

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.49 )
日時: 2014/03/24 21:02
名前: 羽瑠 ◆oEryf/uxzI (ID: Aj4Ev7bA)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

[嗚呼。生きることを 焦る必要ないよ 休みながら ゆっくり行けばいい…?おやすみ。あんだんて。愛の影に殺されかけた。吊りさがった三日月、真夜中を告ぐ。夜を歩けば慣れる、かな。...狩り帰りの猫を撫でて、彼女はスキャンダラスに笑ってみせた。/ 猫はあくびする 昼は昼寝で夜は狩り そんな感じで年中無休 狭い額に手を置かれれば 目が細くなって 細くなりすぎて 三日月より細くなって 笑っているようにしか見えない、らしい 暇じゃないけど 今だけはそばにいたくて それが正しい気がしたから ひげを揺らして あくびして 彼は知らないふりをした。黒い霧の向こう側で。良いものに出会ったとき それを伝えることが出来たらな それは、きっと片想いのような気持ち そんなどきどき。片思いのような。切ない香りに犯されて。陰で努力する人と、「誰かの前」で頑張りを見せる人だったら絶対後者の方が得してる。例えば学校の先生が誉めるのは「先生の前」で頑張りを見せた人。その陰でその何倍も努力している人がいるとも知らずに。放課後、自主的に学校で勉強をして帰る人と、すぐ家に帰って何時間も勉強する人。後者が前者の倍、努力していたとしても「頑張ったからね」とみんなの前で誉められるのは前者だ。「誰かの前」で頑張りを見せないと、「努力をしていない」と見なされるこの世の中。「陰で努力する人」がいるから世界が回ってるのに。見えるものだけが全てではない。そうやって、言い訳に言い訳を重ねて。今日も、死にものぐるいで。努力を続ける。そんな、廃れたまいにち。毎日。次の駅までの5分。先輩と二人になれる時間。話せないけど二人だけの時間。大好きな先輩との時間。ずっとこの時間が続けばいい。そう思ったらもういなくなってしまう。次の駅で。寂しい。次の先っぽで待って居てくれたらな。さみしがり屋の、どうしようも無い戯れ事。なんでも名前をつけたがる 僕ら意外と博愛.主義 記念日ふやしたり 星を繋いだり 気持ちが辞書に載ってないなら 自分で名前をつければいい 例えばこの感覚は、テスメイロン。黄色いチューリップを君に添えて。あなたはいつも わたしの欲しい言葉をくれました あなたにいつも 救われ助けられ頼ってばかりで だからわたしは あなたのことがただただ大好きで いつからかわからないけれど あなたに恋をしてしまって 叶わない恋だけれど 卒業した今もこれから先も きっとずっとあなたのことが 忘れられないでしょう。 せんせい。だいすきでした、ありがとう。ありがとう。死せる魂 穏やかに! 穏やかに! 死せる魂 君は何を読んでいた? ドキュメンタリー番組と 純文学で頭がいっぱい 遮るな!青春!! 俺を恋愛させるな! 全て無関係でありさえすれば そうだ 幸福の在り方とは無関係であったのだと 現在を 生存の苦悩を 誇張し 肥大化させるお前は 遮るな!俺は美しい人! 美しく自分らしく在りさえすればいいのだ。遮るな青春。謳歌すべきは、素晴らしい青い春の詩。]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.50 )
日時: 2014/03/24 21:01
名前: 羽瑠 ◆oEryf/uxzI (ID: Aj4Ev7bA)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

[嗚呼。涙はいつも、 するりとおちる。 「 つかめない人だね 」  呼吸をするリズムと 君の瞳がからまる。   まばたきをすれば、 滴はたれる。  かすんでいく。涙の滴で、先がみえない。嗚呼。ああ…!あなたは あなたは あなたは いつから変わってしまったの いつから私が居なくなったの 私は 私は 私は あなたが好き。仕事と私の背比べ。どっちが好きなの。答えてください。もうすぐ、あたしは消えてしまいそうです。それぐらいにあなたを愛して居ます。この声、聴こえて居ますか…?朝 昼間は弱くて 夜活動しやすいそんな人いるよね 猫見てるとそう思う。私は、いつでも夜行性。目の前に広がる小さな世界は、本当に君の世界? その先に見える大きな未来が君の世界なんだ。 障害物の数だけ君は強化される。誰、じゃない、君の世界だ。安心していい。臆病にならないで。君は堂々と生きてくれ。やめる必要なんてない。君の世界は沢山あるよ。歩き続けて、見える世界まで。大丈夫だよ。きっと、だいじょうぶ。だから、だから…!私を抱きしめて 大丈夫だと言って 今すぐに。君に逢いに行こう。つらいなんて。 助けてなんて。言えない。居得ない。謂えない。僕は、どうしようもない。強がりさんだから。僕が言いたいことなんて 図書館の文学全集にすべて書いてある。 僕がこれからしたいことなんて、大抵amebaブログの高校生、大学生ジャンルで探せば大体見つかる。 スタンダールに、織田作之助に、ランボオに僕はなりたい。 情熱的な自己を見出だして、ただひたすらに、おのれを創作したい。 魂一つ、明晰に、透明に!! 自我の胎児。自画の退治。自我の対峙。僕は僕であることを止められず ただひたすら僕で生きようとする。 真正直だ。明日のジョーみたいだ。 あしたのために、本を読む。 自分探しを捗らせるためには、国立図書館に行かねばならない。 ある詩の、ある一句に、惚れなければならない。これは谷川先生の話。 自己。事故。水たま模様の傘開いて さみだれをつっぱしる 気分が上がらないのは雨のせい 気温が上がらないのは雨のせい 何もかも捨てたくなって そんなのできっこないの だって充分自由なんだもの…!ふりー。あい、らぶ、ふりー。オムレツサンドイッチ 時間とガラス 倒木の花 むしろの史実 光の明暗 白の両手 お気に入りは応え なんてことない日々のこと。ならべてみたの。ただ、それだけ。私はペンを走らせる みんな同じ方向むいて 真っ白のボードに何を思ってる? 世界の広さとか 地球と月のキョリとか クラクラしてくるその瞳は何を思ってる? 私とのキョリ?あの子とのキョリ? ああ もう 分からないや My World…?授業中。いつも心は上の空。くるくる。ぐるぐる。ペンを廻して。落書きをして。カーディガン越しに 触れる空気が 少し暖かいと思ったの 窓の外の緑色が ちょっぴり濃くなって 君の起きる時間も ちょっと早くなった 大好物のスープスパゲティ しばらくお別れになっちゃうかな…?おはようアルデンテ。お別れは、寂しいな。おやすみ。あるでんて。雨でにじんだお月さまはあたしを しらんぷりして他のたくさんの人 を照らすために笑う はずれたイヤホンからかすかに聞こえるあの人の声がいつもよりうすっぺらく感じたの…。真夜中のらじお。胸が苦しい。ふわふわ。ふらふら。僕にないものを持つ君が羨ましくて、妬ましくて、愛おしくて仕方ない…!ないものねだり。僕はいつだって、ないものねだり。]