複雑・ファジー小説

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.64 )
日時: 2014/04/01 21:16
名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: Aj4Ev7bA)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

[嗚呼。それは貴方が蒔いた種でしょ そう 貴方自身が蒔いた種。だから、種を蒔いて。水を注いで。最高の花束を。君に、捧ごう。なにもせず、動かずにじっとしていると、透き通る場所がある。 時間だけが過ぎて、身体だけが成長する。空の青さをそびえ立つ高い塀の側から見上げていると、その向こうに、すぐ近くに、未来に、海を感じる。波の音が瞳の奥で鳴る。 人生がそこで自足している。 その向こうに、すぐ近くに、未来に、海を感じる。 透明な、記憶。曖昧な。キオク。不確かな。記憶。蒼い春 心音は遠く 僕と 世界の 間に揺れる 光の街を泳ぎたい / 心を刺激する. フルーツソーダが飲みたい気分 はじける味蕾 海の風 香りに色がつくのは一瞬、だけ / 陽だまりの猫 神秘に挑戦 ゆらり ゆるりら 夢の跡 流れが彷徨う 迷子が出会う 誰も知らない物語 / 3.31 ボリジ。七色の虹の橋のうえで。君が見せたその強さが、私の明日の風を変える。そして願わくはその強さ、私に伝染したら良い。そして欲を言うのなら、私がもらったその強さ、誰かに伝染したら良い。強さを、心に。滲ませて。大好きなんだ。君の、揺るぎ無い”強さ”が。いつまでも。いつまでも。夢なんて寝てるときだけ見ればいい。  でもそんな考えじゃもったいないよね。    巻き返すチャンスは自分次第。 心変わりする前にもう一度だけ、今と向き合ってみるよ。夜な夜な。いつまでも。君に、出逢える日を。ゆめみて。夢みて。ゆめを見て。今日も。恋愛感情はありません 友情なんかじゃありません まだ出会って間もないもの どっちに転がるかは分からない 転がるタイミングも分からない けど しばらくこのままでいたいって隣で思ってるなんてことは あなたに言わない 言う必要さえないのかも…?ゆえない。言えない。ゆえない。誰かの泣く声がした 誰かの笑う声がした 誰かの怒る声がした 誰かの喜ぶ声がした 目で見て解らないから 触れても解らないから キミの声が 聞きたいって 君は笑っていった それだけで繋がって それだけで もう声は聞こえなくなる それでもここで 上げた声は 永久に響いて もう声は聞こえなくなる それでもここで 上げた声は 君の心に 君が笑った 声は多分 僕の宝物 君の笑う 声は多分 僕らの宝物。鳴き声が。今日も、体中を支配して。今日も。今日も。今日も。だから。だから。だから。長くその場所にいて決して終わらないと思っていたものが終わっていくでもそれは新たなる長い歴史の始まりだと信じている。変わる。代わる。替わる。換わる。交わる。]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.65 )
日時: 2014/04/01 21:27
名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: Aj4Ev7bA)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

[嗚呼。このわたしの腹の中でぐねぐねとうごめく言いようのないきもちを、わたしはどうしたらいいのかなあ!主語も述語もいっぱい、そりゃもう重ねに重ねてわからなくなって、絡まりだしたこのやるせなさよ!空が青いの知ってる!わかんないけど一応知っているよ、あの桜の樹の下には、なんて夭折のあの人のことを思ったりして!生きているのに会えないなんて、なんて不思議なことだろう!このわたしは生きているのに!のんのーのっと。気付いて。築いて。あたしの足音に。気付いて。傷付かないで。たすけて / たすけて / 花曇りの空よ / 吸い込んでおくれ / 涙雨よ / 溶かしておくれ / かなしみの蔓延り / 桜並木は今年も大盛況で / ほらそこで、潰れている / 花弁の憂いを消して / 消しておくれ / 耳を澄ませば感じる / ぐるぐる渦巻くなみだをどうか、 / どうか / 春の終わらぬうちに。卯月。あの風のような メロディーを  。紡いでいくから。だから。だから。嘘を吐き続けた彼  嘘を吐ききった時  彼はどんな言葉を吐くのだろうね…?嘘つき。彼は、至上最高の嘘吐き。ウソツキ…?受け止めなきゃ、そんなの分かってる でもいつまでも消化しきれなくてのみ込めない 春なのに自分の気持ちはモヤモヤ 咲き乱れてるさくら 空に向かってるって うまく言えないけどまた同じ場所に戻って来てしまった 小さい花も目立ちたくてこっち見てよって言ってる 晴れた空のしたでゆっくりゆっくり のみ込んでる。自分の中の。もやもやと。今日も。今日も。今日も。昨日も。明日も。明後日も。さらばまたね過去達よ。そしてよろしく未来達よ、新しい旅に出よう一人一人目的の違う旅へと。新たなる出発に。今日も、風に吹かれながら。新しい自分を。ゆめみて。夕暮れを一緒に見ていた君はもういない。 隣にいた暖かさは夕焼けよりも、温かく。 僕は君を見失って悲しい? 悲しくない。 寂しい? 寂しくない。 じゃあ、嬉しい? 嬉しくない。 僕は君を失って曖昧になった。夕暮れと夜の狭間のようにユラユラとユラユラと…。 狭間の別れ。ばいばい。ばいばい…?陽射しは春なのに風が季節の移り変わりを拒もうとしていて、私はまだコートを手放すことが出来なかった。君からの返事はまだ来なくって、誰かをぎゅーっとしたくなった。でも本当は誰かじゃなくて君がいい、なんてそんな台詞にはきっと、苦笑いしか浮かべないのだろうなって、そんなことを思った。せんちめんたる。僕の努力は。いつまでも。いちみりめーとる。歩いてきた 道にちゃんと 足跡がつくように 歩いてきた 靴にちゃんと 泥跡がつくように 僕の立つここには ちゃんと跡が 残るはずなんだ 僕の数少ない 拠り所 僕の数少ない 信念 何をなくしても 何をなくしても 靴がなくなっても 足跡が見えなくなっても ここに立ってたことは 多分あの 猫が覚えててくれるはずだから。猫さん。今日も。よろしく…?過去に少しだけ帰ってみた。泣いてる自分ばっかりだった。しかも陰で。一人で声を押し殺すようにして泣いてた。そんな自分に声をかけようと思ったけど、何も言わないで帰ってきた。今こうして笑えてるのは、あの時あんだけ泣いたからかな。自分を信じた自分を、ちょっとだけ誉めよう。ありがとう。]