複雑・ファジー小説

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.71 )
日時: 2014/04/03 21:13
名前: 羽瑠 ◆oEryf/uxzI (ID: Aj4Ev7bA)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

[嗚呼。走る 走る 何で走るかって? 走るのは孤独 走るのはつらい 私は走るのは遅い でも 走るのは楽しい 走るのは爽快 走るのは簡単 難しいことは考えなくていい ただ ただ 走る どこまでも走っていける気がする 遅くても たまにめんどくさくなっても やっぱり 走るのが 好き 。らんらん。らんあうぇい。どこまでも。どこまでも。あなたと別れてから8ヶ月。今でもあなたと過ごした日々を思い出すんだ。 「お前は本当に優しいな」 「俺から一生離れるんじゃねえぞ」 いろんなことを言ってくれたあなた。すごく優しくて、頼れるあなたとずっといたいって思ったんだ。でも、別れってあんなに急に来るんだね。あんな別れ方ですごく悲しかったけど、絶対あなたのこと忘れない。「さよなら」とは言わない。絶対またどこかで会えると私は信じているから。また、逢おうね…?またあした。また。あした。マンドラゴラの血が足りない 朝はやっぱり苦手なの ハミングバードが 未来の訪れを歌う 惚けた目で見上げたら 空のずっと上の方から 天使の通り道。おはよう。まんどごら。今日も、眠たい瞳を。擦って。超すって。越すって。お気に入りのタイツに 染み込んでくる どんどんどんどんどんどん あぁ とうとう 体全身を呑み込む 黒い感情に似た寂しさ。息が出来なくなるぐらいに。苦しい。くるしい。苦しい…!最近、同じ夢を見る。シルクハットをかぶった君を私は知ってる。なのに、君はわざと両目をその陰に隠している。それで隠したふりですか?ふざけないで!真っ白な空間にペンキをぶちまけてやった。 君の嫌いな色に…。 そしたら君は悲しい目でこっちを見た。その口元がわずかに動く「さようなら。」そこでいつも目が覚める。そしてまた夜が来る。君は今日もその帽子をかぶっていますか?それとも…。シルクハットの君は。今日も。今日も。明日も…?人はみんな人生の戦士 己の敵に勝ち大切な物を守るために今日も戦う。戦士たちよ。大志を抱け。無難でいることしかできない、ごく平凡な存在で終わりたくないって思い続けていたけど、サクラの木を見た瞬間、気持ちがフッと消えた。 自然体ってこういうことなのかな。ワン&オンリー。めもりー。暁なんか 覚えられなくても 俺は別にいいけどよ いい加減 目を覚まそうぜ 明日の光を 見失っちまう前によ。おはよう、春眠。はる。ハル。はる…?陽気な卯の花が咲く今日に    空の腹が鳴る   嗚呼、明日は甘くなるかなぁ   口に銜えて走りたい     蝶々結びをした春に    僕は傘を渡す    やあ、また遭えたね。春凛々。]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.72 )
日時: 2014/04/03 21:16
名前: 羽瑠 ◆oEryf/uxzI (ID: Aj4Ev7bA)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

[嗚呼。いやいやって、だだをこねる あなたのうでの中で。 困った顔をすればいいんだ、なのに 見上げたあなたは口をつむって 微笑み返すの。 もうもうって、顔をうずめる。 少し強めにたたいてやるの。 だって くやしくて、せつなくて。 あなたは片手の上で わたしのこころをころがすんだ。 なんてひとなの。いじわるなあなたは、それでもわたしをはなさない。 ねぇねぇって、ぽそりとつぶやいたら、うん?って、聞いてくれた。 ほんとうに 小さな小さな声 だったのに。 もう声にならなくて、あなたの胸にしがみつく。 ふわって ぎゅーって してもいいよ、って言いたかったけど、 あなたはわたしの髪をなでて 気持ちよさそうに歌声をこぼすから、それで、ゆるしてあげた。 今日だけ、なんだからね。サクラの恋ごころは。「眠い」って 面白いよね まるで積み木遊びみたい ふとした瞬間で がらがらに崩れて 「あぁ何を成そうとしたんだ」 床にくず落ちる体 反固体化した言葉 ボクの右足が踏み砕いた 迷子はこの光を目印に 幸せな道を歩けばいい 。おやすみ、入眠。叶わぬ恋をしてしまった 届かぬ思い もっとはやく自分の気持ちに気づいていればと悔やむばかり 今更悔やんでもどうしようもないんだけどね。届け。届け。この想い。純潔の.ハンカチの奥 いたずら惑わす白 くす、と笑われた 太陽のにおいと 桜吹雪の予感 なにがでるかな なにがおこるかな マジックだ、ってわかってるのになあ わからない事を怖がってるくせに この時だけは なんでわくわくするんだろ …?春だから?桜、だから…?もぅどうしていいのかわからなくて… 何もかもがイヤになる。 そんな日々にも 楽しい瞬間はたくさんあって 頑張ろうと思えるたくさんの出来事もある。 だから、 明日がもっといい日になるように祈るんだ。わからなくて。解らなくて。分からなくて。判らなくて。だから。だから。だから。見返してやる あの時のあなたたちを 見返してやる あの時の弱いわたしを 磨いてやる この手で 磨いてやる 人混みで踏みつぶされたあたしの心を 壊してしまったほんとの笑い方を もう一度、取り戻したいから 。 だから、あたしは立ち上がる。新しい風はあたし自身だ。革命はもうすぐ。革命は。もうすぐそこだから。待って居て。お願いだから。ふわりと浮いて ふわりと消えた そんなあなたは一体…。ふわりと、舞い込む。きみは幻想。陽だまりに恋して。 あなたを嫌いになる。 花たちがおどり、風が唄う。 私はひとり ー今日も明日も。はるに恋して。夜空に散りばめられた星を見ては、また探している。 君が好きだと言っていたあの星を。 本当は知っているんだ。そんな星がないこと。 でももしもあって、その星を見つけられたら。 言える気がするんだ。 君に好きだって。星空。あおぞら。悲しいときに笑い、 泣きたいときに笑い、 苦しいときに笑い、 立ち直れない程傷ついたときに笑い、 どうしようもなく寂しいときも笑う。 自分をごまかし続けると本当に楽しいときに笑えなくなるんだね。 そして誰も気づいてくれない信じてくれない。本心。モノクロの抱擁を探して、僕は雨の町に出る。   ニヒルに笑って、いつも通りを気取って、ケータイで町を切り取る。ぽちりぽちりとケータイ画面の予測候補に出る通りに文字を打つ。型式文、型にはまった文章、あの日の言葉は出してくれないんだったね。だからこの写真を付属したメールは君には送らない。   眠たかったあの日は、今思えば随分と楽しかったな。雨が上がったから、お気に入りの傘を閉じようか。   雨上がりの街中を、使いなれたケータイ片手に放浪する。   心の痛み、辛い泪、苦い微笑み、桜吹雪、そしてモノクロの抱擁。狭い狭い僕らの町にあったはずのそれらを、町のスモッグで汚れた僕が探す。      いつか君に、モノクロではなくカラフルな抱擁を。手紙が消えたしゃかいで。君にものくろの法要をば。]

Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.73 )
日時: 2014/04/03 21:16
名前: 羽瑠 ◆oEryf/uxzI (ID: Aj4Ev7bA)
参照: http://www.kakiko.info/bbs2/index.cgi?mode

[嗚呼。さくらはいつ見ても、嫌いだった。   思い出すのは、君の横顔。ハジメマシテコンニチハ。ありきたり、ありきたり。そんな言葉で始めて、ねぇ、そして、僕らは———   やめた、思い出を紡ぐのは。思い出忘れ、さくらの花びらが散るときのように潔く。それでも地に落ちたさくらの花びらを踏まないのは、きっと僕の未練。   さくら、嫌い、風、花びら、鰯雲、ひらり揺れるスカートに、泡沫の夢を見た。   今までありがとう、さよなら、またいつか———。青春桜色。かまってほしい だけど ほんとうにかまってくれると つい そっけなくしちゃう… あたしって 意外と  意地っぱりだったんだな。素直じゃない。いつも。いつも。いつも。ああ、 この氷雨が 俺の歪んだカルマを 洗い流してくれる。大丈夫。大丈夫。死んでいないから。今日も、いろいろ楽しかったよ。ありがとう。星屑のカーテンをひいて ふたりきりで話そうか  金平糖を散りばめたようなあなたの、声が わたしはとても好いているので 手をのばしたら、ひきあげてくれるような そんな気がするので  わたし、あなたに甘えてばかり  真夜中のオレンジを、深く、深く、あいしていて あなたの、もしもの話は心地よくて  さよならもいつか受け入れよう。やわらかに沈む。あかい果実のうえで。善のなかで生きるには 悪にも片足をいれなきゃいけないのかな 悪から逃げたら善までいなくなっちゃったよ 一番怖い「無」になった 悪に少し染まることで 善が見えてくるのかな 何かを手に入れるにはそれなりの代償が必要ってこと? 何だか収まりが悪い でもそれが世の中か …?両方、手に入れたいの。自分の手で。今何をしてるの? 生きてるの? 誰のために今を過ごすの? 世界で一番大切なのは誰の感情? わがままだっていいの。本心ぶつけて何が悪い。 結局決めるのは私の感情。 全てを投げ打ってでも、反対されてでも、守りたいものを守り通すのが人として我として、強く生きることじゃないか。 キモいなんて一言で倒れるんじゃない。 傷ついたっていい。それでも前を見て進み続けるんだ。 私たちは強いんだから。生きる。いきているんだ。俺は今日米を拾った わずか十粒ほどである 食べた。すごいお米。私なら君がついた溜息を、逃がした幸せを、吸い込んで君に返してあげるのに… なのになのに、なんでここに君はいないの…? こんなにつらいなんて、こんなに大好きなんて 知らなかった。 知りたくなかった。辛い現実。卑怯者め    君がそうしてズルするから     私はまた哀しくなる 好き嫌いをはっきりできれば 優に越したことはないはないんだけれどね  …?好き嫌い好き嫌いになる訳無いじゃないの…?糸電話で、一言。          そうしてから、耳に当てる。  「なあに」  確かに、君の声。    だから、もう一言。            「そうだなあ」   と、楽しげな声。      糸をたぐりよせる。    糸をたぐりよせる。      ひっかかって、おしまい。   だから、もう一言。                  君は、少し囁き声。   「ひみつ」秘密。一生のひみつだから。想像して 言葉遊びをする それが詩    感性が凄いと言うか 意味がわからないと言うかはあなた次第    ただ、あなたが僕を天才と呼ぶなら    僕は必ず天才だ    あなた以外の誰かが変人と言おうと    僕は必ず天才だ    わかろうとしなければ、一生わからないのさ    違う世界ならきっとな・・・パラレルワールド?    なんだそりゃ!あいんしゅたいんの腹痛。]