複雑・ファジー小説
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.90 )
- 日時: 2014/04/12 21:02
- 名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: xVgmFESq)
[嗚呼。潮の満ち引きのように 繰り返す言葉 とりとめのない 質疑応答に似ている 明日の色を問い 今日の模様を答えるのだ。おやすみ、おはよう…?今日もよろしく。期待と希望を胸に歩みだしたあの日 まわりは笑っていた 今も笑っている でも僕は泣いていた。涙の滴が、今日も光を産み出して。冷たい顔をしないで 覚めた顔の裏側を探ってしまうから そうやって心を見てしまうから 不安にさせないで 垣間見えるひとつの表情でこんなに揺れてしまうから 。だから。だから。今日も泣きながら、大きく笑った。誰だってね 嫌な事の1つや2つはあるんだよ ただ その嫌な事の量が質が周りとは少し多いか少ないか それだけなんだ だから 自分ばっかりなんかじゃないよ 全員一緒なんだ だから 支え合えるんだ 。やられるのがそんなに嫌か? 潰されるのがそんなに苦しいか? 壊されるのがそんなに悲しいか? 白い目で見られて拒絶される事がそんなに辛いか? そんなに自分が傷付くのが嫌なら 1度グチャグチャにされちゃえばいい ボロボロにされちゃえばいい そしたら 自分がどんなに愚かで浅はかに物事を見てたか分かるはずだ 人っていうのは 傷ついて初めて成長するんだよ 嫌な事から逃げてもいいけど それは自分を苦しめるだけだ。だから、前を向け。血まみれでも歩け。あるけ。あるけ。其処に答えなど無いから。此処に、存在意義など無いから。だから。だから。こんなことで貴方を嫌いになんかならないし なりたくもない こんな最高な人 失いたくないよ。消えないで。おねがい、だから。久しぶりに見た 君の顔 少し大人びて 髪の毛が伸びて 背も私を遥かに上回って 遠くにいた君が さらに遠く感じる 。久しぶりだね。今日も、出逢えて良かった。ありがとう…?目が合ってほしい 笑いかけてほしい 話しかけてほしい 君にたくさん求めてしまう どうやらわたし 君のことが 好きみたいです。恋なんです。コイなんです。鯉なんです。故意なんです。]
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.91 )
- 日時: 2014/04/12 21:03
- 名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: xVgmFESq)
[嗚呼。物覚え.のよくない僕の体の中では、時計がさぼってる 。くりんそう。確かに少し、疲れたかも。 昔読んでた本から、無くしてたと思ってたしおりが出てきたんだ。お久しぶり、ってラミネートに閉じ込められた押し花に呟いた。君をラミネートに閉じ込めたあの子は、もう僕の横にはいないんだ、ごめんね。 吹くはずのない風が、吹いた気がした。冷たい、風。懐かしい匂いがした。午後の3時19分頃。君の匂いが届いた気がして。大きく笑う。その黒髪を風に揺らし 彼女は言った 『みんながみんな、明日を迎えられると思うな』 その目は宙をさ迷って 僕らは言葉を飲み込んで 朝はやってこない 夢と一緒にもみ消されたから 右手に少しの希望 左手に多くの絶望 反比例する日常 彼女は言った 『生きてることが、私たちにとって一番の罪』 それに続き 彼は唱えた 『ならば、君も罪の一部分だ』 『わかっているわ。だからはやく』 『はやく、?』 疑問に少々の邪念を混ぜる 妖しく不気味な 僕らの世界戦争。それは、酷く淡々と。吐きそうになる。そんなイメージ。理想郷なんて 御伽噺の ラストだけに出てくる 理想郷なんて 思想亡者の 頭だけに出てくる 平和な世界は 人類の絶望さ 平和な世界は 動物の絶滅さ 誰も愛してくれなんて 頼んでいない いずれ傷つけあって 憎しみ合うのが 分かりきってる未来なんだから 誰も愛してくれなんて 頼んでいない ただ傷を舐め合って 怠惰に堕ちるのが 分かりきってる未来なんて。ゆーとぴあ。しゃんぐりら。いつまでも、理想郷。僕に綺麗な言葉は言えないってことか 綺麗な言葉を選ぼうとするけどそう思ってしまえば崩れることに 言おうとしてしまった瞬間から汚れてしまう だからもうやめよう 馬鹿馬鹿しくてカッコ悪くて情けないのがありのままの僕だ アホ臭い僕でいいや これが受け入れるということなのか そうやって人は成長するの? ワクワクするけどちょっと怖いよ 変わらない僕と歩くんだから当たり前か 僕の知らない僕になる得るのも怖くて当たり前…? なんだか頭がこんがらがってきた。気付いたんだ。綺麗事なんて存在しない事に。]
- Re: 猛獣を手繰り寄せる、瞳のさきには。 ( No.92 )
- 日時: 2014/04/12 21:03
- 名前: 羽瑠 ◆hjAE94JkIU (ID: xVgmFESq)
[嗚呼。また辛くなったら僕に安心をちょうだい。でなきゃ今の僕が怖がるからね。絶対下さい。涙の欠片を、拾い集めて。やっと。一番の結晶に変わる。だから。だから。走っていると思っていた 踊るような空の色が煩くて煩くて 産まれた水の中へ 早く早く逃げ込もうと 見付かってしまうともう甦れないんだってさ 味の無いガムが捨てられていた。白。黒。オセロ。クロ。しろ。城。シロ…?二人の糸がほどけたように見えた 君の影さえもう残っていない でも僕の手のひらを空にかざせば 君を感じることは出来る。涙の城の屋上で。終わりの無い唄を、謳おう…?いっしょに。一緒に。食べたい!スパゲッティ!パスタ違う!すぱげってぃ!かがみの向こう側の「私」は本当は私では無いのかも知れない。じっとこっちを見る目は見慣れているようで違うから…。 向こう側の「私」は私の理想かも知れないし、私の本当の姿かも知れない。 ねぇ答えてよ。そんなにじっと見つめないでさ。 「………。」どうやら向こう側の私は喋れないらしい。ならば私は君の代弁者なのだろう。 鏡の中の”わたし”は私で。心のなかの、僕は、ぼくで。海の底の貴方は、あなたで。いつの間にかやって来ていた 去るときもそうなの? なんだか怖いよ。思春期とやらは。いつも複雑で泣きそうになる。嗚呼。ああ。嗚呼…!こんな時間まで心と頭は動くんだね もう眠らせてくれよ もう疲れたよ。もうこんな時間。眠たいのに。今日も眠れなくて。悪夢に苦しむ。昨日も。今日も。明日も。抽選会で回すガラガラで例えると、今日は何色の玉が出るかな。 よし、回そう。 初めて見る色、しかも、小さい文字で何か書いてある。 「おつかれさま」 ・・・ 涙色でした。一日一回。おみくじでも、引いてみようか。季節外れの手袋は もうしまった だけど 明日は寒いらしい 久しぶりにつけようか あなたから 貰った マフラーは いつまでたっても しまえない だけど 明日は暑いらしい それでも明日もつけようか …?冬の贈り物。彼の殿方は 喜んでいたようね 心に願っていた夢の味は きっと貴方の癒しになった 【夢】で救われる者がいるなら それはアタイの本望よ 【夢】ばかりに囚われたアタイに できる1つだけのこと 漆黒の時の中に残された迷子に 幸福と安らぎの「夢」を紡ぐこと 今宵は如何様の夢を 貴公はお望みなのでしょう…?お姫様。おやすみ、ドルチェ…?]