複雑・ファジー小説

Re: ライオンさんとぼくのお話 ( No.3 )
日時: 2014/05/12 22:13
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

第3話

カレーを食べ終わって、デザートのヨーグルトを食べながら父さんがいった。

「そういえば、今日は和人が喜びそうなものを買ってきたのだ!」

僕が喜びそうなもの・・・?

一体なんだろう?

「ジャジャジャジャーン!これなのだ!」

ゲッ・・・なにこれ?

父さんが買ってきたのは、頭がライオンで体は人間の姿をしたへんなフィギュアだった。

そのフィギュアは中世ヨーロッパの人が着そうな赤いチョッキを着ていた。

正直言って、あんまりうれしくない・・・・(汗)

「和人、嬉しくないのだ?」

「うううん、嬉しいよ、嬉しい!」

僕は全力で否定する。

「それは嬉しいのだ。さて、お風呂なのだん♪和人も一緒に入ろうなのだ」

中学生にもなって一緒にお風呂はいろうってさそう親がどこにいるかな・・・

「ここにいるのだ♪」

それを言われると返す言葉もない・・・