複雑・ファジー小説

Re: ライオンさんとぼくのお話 ( No.5 )
日時: 2014/05/12 21:51
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

第5話

ぼくは、父さんが寝た後、一応フィギュアを自分の部屋に持っていくことにした。

そしてフィギュアをベッドの上に置く。

こんなへんなフィギュアを置くのはどうかと思うけど、まあいいか。

それで眠ろうとしたけれど、なかなか寝付けなかった。

たぶん、昼に寝すぎたのかもしれない

しばらく本や漫画を読んで眠くなるのをまった。

余談だけど、ぼくの家の本棚にはありえない数の本がある。

ぼくのおじいさんの代から集めてきたそうで、子どもの頃集めた本を捨てるか捨てないかで父さんは何度もおじいさんと口論したそうだ

父さんは本が大好きだけど、あまり買わない。

無駄づかいをしたくないんだそうだ。

それはそれでいいけど、息子にお小遣いをくれないのもどうかと思う。

そんなことを考えているうちに、ぼくはうとうとしてまぶたが重くなっていった。