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複雑・ファジー小説
- Re: 魔法少女戦記 ( No.19 )
- 日時: 2014/08/10 05:42
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
彼が指を鳴らすと、わたしたちは広いジムのような場所にワープしてしまった。
とてつもなく広いお部屋の中央に、ボクシングかプロレスなどで使う三本ロープのリングが設置されている。
「ここは俺の道場。ワープ魔法でお前達をここに連れてきた。早速修行を始めたいと思うが、その前に俺の助手を紹介したいと思う。入れ」
ドアが奥の赤いドアが開いて、ひとりの男の子が入ってきたとたん、わたしたちは絶句した。
だって、その子があまりにも綺麗で可愛かったから。
髪は金色でふわふわしていて、透き通るように肌が白くすっと鼻も通っていて…何より印象的なのは夜空にきらめく星のようにキラキラと輝いている青い瞳。
彼は、わたしたちの前に来ると礼儀正しくお辞儀をして、あいさつをした。
「みなさん、初めまして。僕はフレンチ=トーストといいます。僕と不動さんのふたりで、あなた方4人を見違えるほどパワーアップさせますので、期待してくださいね」
うん、期待する!
「まずは準備運動として、鬼ごっこをしましょう。ただし、普通の鬼ごっことは少しルールが違います。あなた方4人で僕を捕まえてください」
鬼ごっこなんて、最近あまりやっていなかったから、新鮮な感じがする。
よーし、みんなで力を合わせて絶対フレンチくんを捕まえて見せる!
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