複雑・ファジー小説

Re: 魔法少女戦記 ( No.5 )
日時: 2014/08/01 06:37
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

「どうや逃げられてしまいましたね。我々の名乗りは失敗に終わったみたいですね」

「ウォンウォン!あいつら俺をシカトしやがった。ゆるせねぇ」

俺は歯ぎしりしてうなった。

あいつらをどうやって痛めつけてやろうか。

「その前にわれらの本拠地を立てたほうがいいでしょう。異空間のドア!」

サンドウィッチは魔法を駆使して異空間に通じる扉を作成し、自分が先に中へと入り、俺たちを招き入れた。

中はどこもかしこも白い空間でかなり広かった。

「さて、この場所にインテリアなどを備え付けましょう」

奴が指を鳴らすと、薄型テレビ、ソファ、シャンデイリア、本棚などの家具が一通りそろった。

久しぶりに見るが、こいつの魔法はすごいと改めて実感される。

「これぐらいたいしたことありませんよ」

俺に褒められた奴は、にやりと不敵な笑みを浮かべた。

「さて次は出撃してマジカルガールズを誰が順番に痛めつけるかということですが…」

「1番は俺がやる!ウォンウォン!」

俺は手を挙げほかの奴らがとる前に1番の権利を貰った。

「…2番は俺…」

「僕は3番がいいねぇ」

「では、私は4番目にしましょう。楽しみは最後にしておいたほうがいいですから。では、この順番で1回回ったら、最初からもう1度…ということでよろしいですか?」

全員一致で決まり、最初に俺が出撃することになった。

さっきのお礼はたっぷりしてやるぜ、マジカルガールズ!ウォンウォン!