複雑・ファジー小説

Re: 魔法少女戦記 ( No.8 )
日時: 2014/08/01 06:41
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

あたしはオレンジのツインテール、赤と白のゴスロリとミニスカ、オレンジのブーツ姿に変身し、名乗りをあげる。

「灼熱の太陽、恵の太陽、全てを照らす希望の光!太陽の魔法少女マジカルブレイブ!」

続いて薄茶色の長髪に同じ色の瞳とゴスロリ&ミニスカとブーツ姿になった舞花が名乗る。

「唸る大地、溢れる勇気、土の魔法少女マジカルシード!」

次は長い金髪に黄色と白を基調にしたゴスロリになったハニーがぶりっ娘であざとい名乗りをあげる。

「ハニーじゃんけん、じゃんけんポン♪雷の魔法少女マジカルハニー!」

……。

「美しき緑の息吹き生命の神秘、森の魔法少女マジカルセラフィー!」

…とりあえず、全員の名乗りが終わったので、決めポーズ&セリフを放つ。

「「「「「自然と魔法の力で悪を倒す、マジカルガールズ!」」」」

ちょっとダサい気もするがまあ、こんなもんだろう。

「だったら俺も自己紹介するとするか。俺はウルフマン。覚えておくんだな!ウォンウォン!」

全力で狼アピールをするドーベルマン怪人がひとり。

「俺はウルフマンだ。もう許せねぇ、ベロベロバァ、コテンパンに痛めつけてやれ!」

「コテンパンにされるのはそっちよ。フランベファイアー!」

掌から火炎放射を発射し敵を攻撃する。

「ベロベロバァ!」

敵は拳を振り上げるが、舞花の出現させた土の壁によって防がれる。

「サンダーレイン!」

大量の雷の雨を敵に降り注ぎ大ダメージを与え、間髪入れずに愛菜の自然のエネルギーを結集させた緑の矢が敵を追撃する。

「エコロジーアロー!」

「ベロベロバァ…!」

敵が満身創痍になったところで4人で繰り出す超必殺技を炸裂させた。

「「「「4つの自然エネルギーをひとつに、必殺アースバスターハリケーン!」」」」

赤茶黄緑の鮮やかな光線が敵に命中すると、ベロベロバァは消滅してしまった。

その様子を少し驚いた表情で見たウルフマンは「覚えてろよ!」と悪役の定番のセリフを吐いて、フッと消えてしまった。

多分、彼のことはすぐに忘れるだろう。