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複雑・ファジー小説
- Re: 魔法少女戦記 ( No.9 )
- 日時: 2014/08/01 06:42
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
畜生…あいつら、あの見た目であの強さかよ。パネェな。
俺は舌打ちをして、異次元空間の扉を開き、できて間もない俺たちの住処へと帰ってきた。
「ただいま〜、お前らはどうだったか?」
「楽しかったねぇ。遊園地行ったねぇ」
右手にリス、左手にうさぎのミトンをはめた(パペットじゃないという野暮なツッコミはやめて)パペットマンが幼い顔いっぱいに満面の笑みを浮かべる。
チッ、俺も遊園地に行きたかったが、任務を一番乗りしたのがいけなかったぜ。
「だから言ったのですよ、1番乗りはよくないって」
「わかったよ。今回は俺の負けだ。だが、マイナスエネルギーはきっちり調達してきたぜ」
するとサンドウィッチは、俺が集めたマイナスエネルギーの量を見て、
「ふうむ。私ならもう少し集められましたよ。ねぇ、パペットマン」
「そうだねぇ」
「…待て…ふたりとも。次は俺の番だ…」
スチールマンの出番が来た訳だが、正直あの脳みそ筋肉では俺より悪い結果になりそうだ。
「3日後を楽しみにしておけ…お前たちを驚かせてやる…」
それだけ言うと奴はいびきをかいて眠り始めた。
奴がどんな作戦でマジカルガールズを痛めつけるのか楽しみだ。
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