複雑・ファジー小説
- Re: わかりあうための闘い【キャラ人気投票開始!】 ( No.128 )
- 日時: 2014/09/02 06:06
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
白鴎京sid
出場者の抹殺を依頼された僕は、早速標的である雲仙愁二くんとナーニャさんに勝負を挑んだ。
ふたりは僕を返り討ちにしてあげるとか言って勝負を承諾した。
闘いができる広場に行くと、そこには偶然にもスター親衛隊の3人もいたので、彼らもふたりの仲間になって(この時、空さんは「俺は自由だ」とか言って逃走した)4対1のバトルが始まった。
僕は早速愛用の棍を振り回し、彼らをけん制する。
「……4人まとめてかかってきて」
「ダークブラスター!」
まずはナーニャさんが、僕に向かって闇のエネルギー弾を連続発射した。
「……ありがとう」
僕はこれを棍の先で吸収し、倍にして跳ね返す。
彼女は吹き飛ばされるものの、なんとか踏みとどまった。
さすがは大会ベスト4進出は伊達じゃない。
愁二くんは砂から土からゴレームを作り出してそれで攻撃しようとする。
ゴーレムの数は全部で10体。結構作ったとは思うけど、これぐらいの攻撃で僕を倒すことは残念ながらできない。
なぜなら僕がゴーレムの弱点を知っていて、それを的確に突くことができるのだから。
ゴーレムの弱点…それは、体のどこかに刻まれている印を押すと粉々に崩れてしまうということ。
僕は棍で10体のゴーレムに刻まれている印を押し、破壊した。
彼は表情を崩さないけれど、僕にはわかる。
彼がポーカーフェイスの裏に隠れた、とんでもないヘタレってことがね。
次はマロンくんと力也くんが同時に飛び出した。
彼らは武器を持っていない。
だけど息のあった連携プレーに加え、スター会長直伝のプロレス技がある。それに力也くんは超能力者だ。
でも、僕には敵わない。
なぜなら僕も元スターレスリングジムの人間だから。
彼らが放つ拳を受け止め、棍を軸にして蹴りをお見舞いし、吹き飛ばす。
そこで、力也くんはもうはや奥の手である超能力を解禁した。
彼の超能力は念動力と金縛りの2つ。
発動されたらこの僕でも苦戦してしまうほど厄介なものだ。
彼は瞳を鮮やかな紫色に変化させて超能力を発動しようとするけど、他の人ならともかく、スターレスリングジムの卒業生である僕には効果がないよ。
棍で彼のおなかをひと突きして、気絶させると、その場にいたマロンくんの不意をついて首筋に手刀を叩き込み、彼も気絶させる。
僕は元仲間の命を奪うほどの鬼じゃないからね。奪うのは標的の命だけでいいんだ。
「……これがこの僕、白鴎京の実力……」
残るは2人。どうせなら、さっきのふたりより、もう少し僕を楽しませてほしいものだよ。
空の元に星野の最大のライバル登場!?