複雑・ファジー小説
- Re: Overcome ( No.5 )
- 日時: 2016/03/16 16:27
- 名前: よをこめて (ID: d9JZZrk4)
ここで、男強高校の説明─
男強高校─1972年、相男 強(あいだんつよし)が創立。共学。
よく男子校だと思われる。今は男子の割合は100%だか、メイが入ることにより、約99.9%になる。
説明おわり
「……しさん?林さん?大丈夫ですか?」
メイのはいるクラスの担任の近藤哲平がメイに心配そうに声をかけた。
「あ、はい…大丈夫です…。」
メイは不安と緊張で押しつぶれそうになっている。
「…では、呼んだら中に入ってきてください。」
哲平はそう言って、教室の中にはいっていった。
「えーっと、今日このクラスに転校生がいます。」
哲平の声など届いていないように、それぞれの生徒が色々なことをしていた。ボールを投げたり、話をしていたり。
「…では、入ってください。」
哲平はあきれ気味でメイを教室の中に入れた。
メイは深く深呼吸をしてから教室に入った。
「今日からこのクラスにはいる、林メイさんです。」
哲平がそう言い、メイがおじぎをした瞬間教室は静かそになった。
メイはおじぎをしたあと、前をむかず、ずっと下を向いていた。
「女…?」
あちこちからこのような声が聞こえる。
小刻みに震えているメイの手は首もとにつけたネックレスにあった。
すると、1人の生徒がメイの前にある、机の上に乗ってメイを覗き込んだ。
メイは驚きそして、背中を後ろの壁にぶつけた。
「ハァ…ハァ……」
メイの息がだんだんと荒くなっていく。
「林さん?大丈夫ですか?」
哲平が心配そうにメイに問いかけた。
メイはそれに答えることもなく、教室を走り出た。
「あっ…ちょ…林さん!」
5話>>7
───
読んでくれた人へ
短くてすみません<(_ _)>
アドバイス、感想あったらコメントでも、メールでもください。俺のハートはガラスです。中傷コメントはお控えください。
Twitterやってます。
カキコ専用です。
@yowokomete1998
【よをこめて】より