複雑・ファジー小説

Re: 〜闇の系譜〜(サーフェリア編) ( No.1 )
日時: 2018/01/14 14:22
名前: 狐 (ID: C8ORr2mn)

†主要登場人物†


◆ルーフェン・シェイルハート◆
本作の主人公。サーフェリアの次期召喚師。
貧しいヘンリ村で育つが、八歳の時から王宮で暮らすようになった。
十四歳で正式に召喚師として就任し、王都をシュベルテからアーベリトに移す。

◆シルヴィア・シェイルハート◆
ルーフェンの母。サーフェリアの召喚師。
国王の寵愛を受け、サーフェリアでは第二の地位を築いている。
ルーフェンが息子であることを否定し続けている。

◆サミル・レーシアス◆
アーベリトの領主。医術師でもある。
ヘンリ村から運ばれてきた瀕死のルーフェンを助けた。

◆オーラント・バーンズ◆
サーフェリアの宮廷魔導師。
南方で務めていたが、王都シュベルテに帰還した際、成り行きでルーフェンの外出時の護衛を命じられた。


†その他の登場人物†

◆エルディオ・カーライル◆
サーフェリアの国王。

◆ガラド・アシュリー◆
サーフェリアの政務次官。

◆ルイス・シェイルハート◆
シルヴィアの息子。シェイルハート家の長男。

◆リュート・シェイルハート◆
シルヴィアの息子。シェイルハート家の次男。
国王エルディオを父に持つため、王位継承権をもつ。

◆アレイド・シェイルハート◆
シルヴィアの息子。シェイルハート家の四男。

◆フィオーナ・カーライル◆
サーフェリアの第一王女。

◆ロゼッタ・マルカン◆
港町ハーフェルンの領主の娘。

◆クラーク・マルカン◆
港湾都市ハーフェルンの領主。

◆アンナ・ルウェンダ◆
ルーフェンの侍女。代々召喚師一族に仕えている家系。

◆イオ・レーマン◆
サンレードの生き残りであるイシュカル教徒の子供。
サンレードが焼き払われた際に、火傷を負って聴覚を失った。

◆リーヴィアス・シェイルハート◆
サーフェリアの旧召喚師と思われる人物。
移動陣に名が組み込まれていた。

◆ドナーク・レーシアス◆
アーベリトの初代領主。今は故人。
元は診療所を営む医師であったが、慈善活動の功績が認められ、伯爵の爵位を授けられることとなった。

◆アラン・レーシアス◆
アーベリトの前領主で、サミルの兄。
サーフェリアで初めて、遺伝病の治療魔術を確立するが、今は故人。

◆レック・バーナルド◆
サーフェリアの宮廷医師。
アーベリト出身。

◆モルティス・リラード◆
サーフェリアの事務次官。

◆イグナーツ・ルンベルト◆
ノーラデュース常駐の魔導師団の隊長を務める魔導師。
リオット族を憎んでいる。

◆エリ・ルンベルト◆
イグナーツの娘。かつてシュベルテで起きたリオット族の騒擾に巻き込まれ、命を落とした。

◆ラッセル◆
リオット族の長。

◆ハインツ◆
リオット族の少年。

◆ノイ◆
リオット族の女性。

◆ゾゾ◆
◆リク◆
◆ラシュ◆
◆グルガン◆
◆エルダ◆
リオット族の青年。

◆バジレット・カーライル◆
サーフェリアの王太妃。エルディオの母。

◆シャルシス・カーライル◆
サーフェリアの第二王子。

◆ヴァレイ・ストンフリー◆
サーフェリアの宮廷魔導師。

◆レオン・イージウス◆
サーフェリアの騎士団長。

◆ジークハルト・バーンズ◆
魔導師団所属の少年。ルーフェンと同い年で、オーラントの息子。

◆ダナ・ガートン◆
アーベリトの医師。

◆アリア・ルウェンダ◆
アンナの母。かつてシルヴィアに仕えていた侍女。

◆ユリアン・カーライル◆
国王エルディオの正妃。フィオーナの母。今は故人。

◆クロエ・カーライル◆
国王エルディオの妾。シャルシスの母。

◆ユタ・オーギン◆
◆モリン・タシアン◆
アーベリトの孤児院で暮らす子供たち。

◆バスカ・アルヴァン◆
軍事都市セントランスの領主。


Re: 〜闇の系譜〜(サーフェリア編) ( No.2 )
日時: 2018/01/19 17:19
名前: 狐 (ID: C8ORr2mn)

†用語解説†

◆イシュカル教◆
全知全能の女神、イシュカル神を信仰する宗教。
サーフェリアにのみ存在する。
悪魔を闇の象徴としているため、召喚師一族に対して否定的。
教会は国王に次ぐ権力を持っている。

◆イシュカル神◆
かつて、世界をミストリア、サーフェリア、ツインテルグ、アルファノルの四国に分けることで、争いをおさめたという女神。

◆騎士団◆
サーフェリア国王、及び王都シュベルテの守護を中心とする武人達。
最高権力者は国王。

◆宮廷魔導師団◆
サーフェリア魔導師団の中でも、特に能力の高い者のみを集めた集団。
貴族と同等の地位を持つが、人数が少ないため多忙。

◆獣人◆
獣の特徴を持った種族。姿形は種によって様々。
ただし、親が獣と人間というわけではない。
身体能力は人間より長けているが、召喚師一族以外に魔力をもつ者はいない。

◆召喚師◆
契約悪魔の召喚という、高等魔術を操る唯一絶対の守護者。
四国それぞれに一人ずつ存在する。
サーフェリアでは国王に次ぐ権力を持っており、他三国では国王と同一の最高権力者である。
代々特定の一族が引き継いでおり、子が召喚術の才を発揮し出すと、親は召喚術を使えなくなる。
契約悪魔も基本的には引き継がれるが、新たに契約することも可能。

◆魔導師団◆
サーフェリア全体の守護を勤める武人達。
最高権力者は召喚師。

◆ランシャムの魔石◆
魔力量を制御する効力がある緋色の魔石。
サーフェリアの召喚師一族に、耳飾りとして受け継がれている。

◆シシムの磨石◆
暗闇に持ち込むと光る性質をもつ石。ノーラデュースでしか採れない。

◆リオット族◆
「地の祝福を受ける民」の名をもつ、特別な地の魔術を操る一族。
ノーラデュースの谷底で暮らしている。
リオット病により全身の皮膚がひきつったように爛れており、寿命が短い。

◆リオット病◆
リオット族にのみ発病する遺伝病。
症状としては、皮膚の硬化と蛋白質異常による全身の筋肉の異常発達、及び変形。
それに伴う心肺機能の停止、などが挙げられる。

◆ゼル◆
サーフェリアの通貨単位。
通常の大きさの銅貨一枚で一ゼル、銀貨一枚で一万ゼル、金貨一枚で十万ゼルの価値がある。

◆ガドリア◆
ガドリア原虫を持つ刺し蝿に刺されることで感染する感染症。
発症すると短時間で全身に黄疸が生じ、数日後には多臓器不全に陥り早晩死する。
サーフェリア歴一二○○年代に、南方で猛威を奮っていたが、現在は簡単に治療できる。

◆クツララ草◆
耐暑性に強い多年草の一種。
根にある毒は、多足症を引き起こす要因となるが、かなり微弱なもの。

◆ルマニール◆
オーラントの愛槍。

◆アーノック商会◆
サーフェリア有数の商会の一つ。

◆カーノ商会◆
サーフェリア有数の商会の一つ。輸出入品を主に扱う。
ルーフェンと契約してリオット族を雇用している。

◆レドクイーン商会◆
魔法武具の生産を主とする商会。ルーフェンと契約してリオット族を雇用している。

◆魔語◆
悪魔召喚の呪文が記された魔導書に使用されている、召喚師一族しか扱えない特殊な言語。

◆禁忌魔術◆
その危険性から発動を禁止された、古代魔術の一種。大きく分けて、『時を操る魔術』と『命を操る魔術』の二種類が、これに該当する。

◆術式◆
その魔術を発動させるための陣や呪文のこと。


†地名紹介†

◆ミストリア◆……獣人の住む東の国。生を司る。
 
◆サーフェリア◆…人間の住む西の国。死を司る。
・シュベルテ………サーフェリアの王都。
・アーベリト………シュベルテの南東にある街。医療が発達している。
・ハーフェルン……シュベルテの北東にある港町。
・ヘンリ村…………シュベルテの東門近くに位置する村。今は廃村。
・サンレード………イシュカル教徒のすむ集落。今は消滅した。
・ノーラデュース…サーフェリアの南西端にある、深い峡谷の連なった乾燥地帯。「奈落」を意味する。
・ココルネの森……かつてリオット族が住んでいた森。高温多湿、常盤木の密林が広がる地域。
・ライベルク………サーフェリアの南西にある街。街としては最南に位置する。
・リラの森…………アーベリトに隣接する小さな森。
・ガルム村…………南大陸に位置する村。
・ネール山脈………ランシャムの魔石が採掘できる、北方の山脈。
・セントランス……シュベルテの西に位置する軍事都市。旧王都。

◆ツインテルグ◆…精霊の住む南の国。光を司る。

◆アルファノル◆…闇精霊の住む北の国。闇を司る。