複雑・ファジー小説
- Re: 〜闇の系譜〜(サーフェリア編)上【二月中完結予定】 ( No.299 )
- 日時: 2018/07/11 23:39
- 名前: 銀竹 ◆4K2rIREHbE (ID: ktklDelg)
〜あとがき〜
皆様こんにちは!銀竹です。
これで完結、というわけではないのですが、とにかくサーフェリア編は長いので、一度きりの良いところで区切って、前編はここまで、ということにしたいと思います(^^)
読んでくださった方、本当にありがとうございます!
サーフェリア編は、私が闇の系譜という物語を作りたいと思った原点になるお話です。
ずっと書きたい、書きたいと思っていたので、執筆も本当に楽しかったです。
おかげで、更新速度もミストリア編の倍くらい速かったですね(笑)
我ながら、意欲半端ないな、と思ってました。
まあそんなわけで、サーフェリア編には、私の『好き』が沢山詰め込まれています。
ですから、極力分かりやすい描写は心がけたのですが、王道展開にしようとか、読みやすい展開にしようとか、そういうことはあまり考えませんでした。
ただひたすら、私の好きなように書いてしまったので、読者さんには、「ミストリア編に比べて、サーフェリア編は暗いし小難しいな……」と思われてしまったかもしれません。
それでも、少しでも面白いな、と感じて頂ける部分がありましたら、銀竹はそれでもう満足です!
今回は、サーフェリアの召喚師、ルーフェンについてのお話でした。
ミストリア編の主人公、ファフリと比べて、いかがでしたか?(笑)
かなり屈折して、うじうじした主人公ですね!
そんな彼も、サミルさんやオーラントさん、リオット族の皆と出会い、少し前向きになってきました。
最初の頃の、「召喚師になんてなるものか、全員死ね!」みたいな時期と比較すると、随分更正したなぁと、しみじみ思うわけです(笑)
全てを拒絶していたルーフェンが、人々との出会いを経て、やがて、召喚師としての運命を受け入れていく物語。
それが、サーフェリア編・上のテーマでした。
サーフェリア編には、ミストリア編に登場した人物も、何人か出てきますね。
まず、リオット族のラッセルじいさんやノイ、そしてハインツくん。
ミストリア編では、宮廷魔導師として頑張っているハインツくんですが、彼とルーフェンの出会いは、ここにありました。
オーラントさんの息子、ジークハルトも、ミストリア編に出てます。
彼は最年少で宮廷魔導師の団長にまで上り詰める実力者ですが、サーフェリア編でも、その頭角を現しています。
多分彼は、ルーフェンと渡り合える唯一の相手なんじゃないかなぁと思います。
ちょっと口は悪いですが、オーラントさん共々、彼は闇の系譜のイケメン要員です。
王太妃として、バジレットなんかも出てますね。
ミストリア編では、国王として出演しているバジレットさん。
あまり話すと、ネタバレになるので控えますが、彼女はこの時から、ミストリア編の時代まで、病を患いながらも、シュベルテで王座を守り続けています。
どれもこれも、孫のシャルシスを守るため。
かっこいいばあちゃんやで……。
そしてそして、覚えていますか?
ミストリア編のロージアン鉱山で話題に出た、獣人のスレインさん。
名前は出ていませんが、彼女もサーフェリア編・上の最後に登場していますね!
詳しいことは下(後編)のほうで書きますが、彼女が出てきたということは、その娘のトワリスもあとちょっとで出てきます(*´∀`)
サーフェリア編のもう一人の主人公が、ようやく登場です(笑)
サーフェリア編・下では、トワリス目線で進んでいく部分が多くなってきます。
王都がシュベルテからアーベリトに移り、その中で奮闘していくルーフェンやトワリスたちの物語です。
暗い展開も多いですが、まあアルファノル編も含めると最終的にはハッピーエンドになりますし、恋愛要素とかも入れていくので、前編よりは親しみやすいかな、と思います。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました(*^^*)
次頁からは、また詳しいあとがき・解説を書いていきます。
自己満足で、すごく長くなるので、読まなくても大丈夫です!
ただ、サーフェリアの世界観は結構複雑で、本編には書いていない設定とか多いので、「ここの辻褄どうなってるんだろう?」とか「もっと詳しい世界観知りたい」って方は、気になる部分だけでも目を通して頂けると幸いです(^^)
それでは皆様、後編でまたお会いできたら嬉しいです。
失礼しましたー!
2015.1.20〜2018.2.18
銀竹