複雑・ファジー小説
- Re: 魔が玉 (下手な作者が書いた、ファンタジー系小説です!) ( No.1 )
- 日時: 2014/10/06 00:31
- 名前: ななか (ID: xV3zxjLd)
こんばんわ!ってかこんにちは!
ななかです。
全然ストーリー進んでいないので、早速更新します。
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「なあ、ここで見回りが来たらどうするんだよ。」
「そうなったらその時考えればいいよ、ね、隊長!」
「そうだな、次の見回りまでは時間があるからな。」
「ったく、もしたまたま人が通りかかったらどうするんだ。」
「そうなったらその時だ。それが俺らのモットーだろ。」
「だけどなー。」
ここまで聞いて、私は目が覚めた。
私は数人の男女がいる和式の部屋の中にいた。しかも、布団らしきものに寝かされていた。
ってか、
『えっ、ちょ、ここどこ?ってかだれ!誰!』
「おおっと、そんなに興奮しなくてもいいんだぞ。
僕らは君と同じ、仲間だからね。」
『な、仲間って、なんなんですか?急に』
ここまで話したとき、奥の襖から浴衣姿のカナが出てきた。
「着替えました…。あ、ナナ、おはよー。気分は大丈夫?」
なっ。なんでこんなに能天気なの…この人は…。
もう、なんかどうでもいいや。
「とりあえず、ここでその格好だとやばいからちょっと着替えてこい。そうだな…。サイズ的に俺の甚平がちょうどかな。」
そう言って、前にいる男の人が私に甚平を渡してきた。
…?
「奥の部屋使っていいから着替えてこい。」
『なんで着替える必「いいから早く!」はい‼︎』
私は声に押されて奥の部屋に入った。
って、私はなんでこの甚平を、ってか男の人のものなんて…。
私がもたもたしていると、奥からまた同じ人の声が聞こえた。
「大丈夫か?なんか人が動いている音がしないのだが…。もしかして、着れないのか?なんなら俺が着せてやるけど…」
『ええっ!』
ほんっとに何言ってるの?この人。
「大丈夫、俺、一応女だから。」
はあ?マジっすか。でも、確かにさっき見た顔を思い出すと女とも思えはしなかった。目が少し釣りあがっているが、まつ毛がながく、顔立ちも整っていた。
『まあ…じゃあ…よろしくお願いします。』
「ん。」
いそいそと男…いや、女の人が入ってきた。
「まあ、初めてで甚平着れたら俺も尊敬するわ。」
そう言いながら、その人は手際良く甚平を着せてく。
「よし、できた。お前、結構背大きいな。まあ、俺的には仲間が増えて嬉しいけどな。」
そう言って、その人は微笑んだ。どこまでも整っている顔で微笑まれ、私はただ微笑み返すことしかできなかった。
二人で部屋を出ると、みんながちゃぶ台を囲んで、お茶を飲みながら待っていた。