複雑・ファジー小説

Re: 機甲伝説 リヴォルツィオーネ ( No.3 )
日時: 2014/11/21 21:04
名前: あああ (ID: 7XXeC3xS)

Story2.町は戦場に

コロニーブロック1ーNo3ゲヒルン地球連邦軍調査本部
「やっぱり、このビームライフルのカートリッジ・・・。見たこと無い素材でできています。現時点の地球の技術力では到底実現不能です」
と、連邦軍の解析班の男性は言う。ビームライフルのカートリッジは、破壊されたコロニー全部で見つかった。
「やはりな・・・。なんたってコロニーの爆発の直撃にも耐えるんだからな・・・。恐ろしい化学力だ・・・」
解析班の班長[デール・テープル]は言う。彼の顔は、不安と恐怖で道溢れてた。「我々の星を侵略しにきたのか・・?」と彼は呟く。
その時、「たっ大変です!!コロニーブロック5のメントゥムが、正体不明のPMSの襲撃を受けているんです!!」と、一人の職員が慌てた顔で報告して来た。「なんだと!!?」と驚くデール。他の人々もざわつき始める。

一方メントゥムでは、一般人を安全な場所へ輸送する為、シェルターバスの発進準備をしていた。コロニーのシェルターは、シェルターバスと呼ばれ、コロニーが破壊される前に住民達を安全な場所へ輸送させることができるのだ。
「シェルターバスの発進準備が進んでいる!いったいなんなの!?」
と、キャリーは言う。シェルター内は、不安と恐怖で包まれてた。
「どこのPMSだ!?撃墜してやる!!」と、メントゥムの防衛隊隊長の、[スロワー・アンダー]は、ビームライフルの照準を所属不明のHMSへと定めた。既に所属不明のPMSには撃墜命令が下されてる。
スロワーの搭乗するグリフォンは、所属不明のPMSへビームライフルを撃つ。直撃だ。だが、所属不明のPMSは無傷だった。
「なんだと!?」と、驚くスロワー。所属不明PMSの反撃が始まる。
所属不明PMSは、防衛隊のグリフォンに向かってビームライフルを発射する。それを回避する防衛隊のグリフォン。
「何!?ビームが追尾してくる!!?」と、スロワーの部下のジャックが叫ぶ。ビームは、ジャックのグリフォンに直撃。グリフォンは、爆発せず、みるみる縮んで行き、最終的には消滅してしまった。
「ジャックーッ!!」スロワーが叫ぶ。

「シェルターバス、発進します!」とオペレーターが言うと、結城達の乗ったシェルターバスはメントゥムを後にした。
「戦争が・・・始まるのか・・・・」と結城は呟いた。