複雑・ファジー小説

Re: 機甲伝説 リヴォルツィオーネ ( No.6 )
日時: 2014/12/19 21:23
名前: あああ (ID: hgmprYrM)

Story5.新時代の幕開け

木星帝国の捕虜になったメントゥムの避難民達は、木星帝国の巨大戦艦[ケンタウロス]に連れてこられた。他のコロニーのシェルターバスも、ここに連れてこられていた。
「男はこっち、女はこっちだ」と木星帝国の兵士は誘導する。
「きゃぁ!!触らないでよ変態!!」と智美は嫌がる。
結城達男組は、艦内の牢屋に連れてこられた。
「こっから出せよ!!」と結城が怒鳴る。
「うるせぇ!!!ブッ殺してやろうかぁ!!?」牢屋へと連れてきた兵士は言う。「ここでは押さえろ・・・」と健吾は言う。

「全機出撃ー!!地球の奴等をヌッ殺せぇ〜♪」
ジェンははしゃぎまがら命令する。木星帝国軍の量産型PUS[ケルベロス]が出撃する。「地球を俺達の楽園にするんだ!!」帝国軍のPMS[メデューサ]に搭乗しているパイロット[ドン・バーン]は言う。
どの機体も、単機での大気圏突入能力を有しており、帝国軍PUS.PMS部隊は続々と地球へ降下して行った。
連邦軍の兵器では、帝国軍のPUS.PMSを撃破することができず、地球はあっというまに木星帝国に支配されてしまった。

「8時間14分39秒・・・。ふーん12時間もかからなかったか。上出来だ!さすが我が軍のロボット部隊だ!わははは!!!」とはしゃぐジェン。
「それでは、帝国軍艦隊は順次地球に降下させたまえ」と木星帝国の少将[ドナルド・ゾー]は言う。「よろしく頼むよ」とジェン。
「ははっ!それでは!!」とベコットは敬礼する。
「ところでベコット君。捕虜に可愛い子はいたの?」とジェンは質問する。
「さぁ・・・。一度、捕虜管理局に問い合わせてみます。それでは!」とベコット答え、部屋を後にした。
「じゃぁよろしく頼むよ〜♪」とジェンは手を振る。
「可愛い子がいたら、たっぷり可愛いがってあげないとね」
ジェンは小声で呟き、にたりと笑った。


木星帝国軍の地球侵略作戦は成功し、地球連邦政府、地球連邦軍は壊滅
した。その3ヶ月後、連邦軍の残党組織が総力を挙げて木星帝国へと反旗を翻したが、あえなく全滅させられてしまった。
これにより、地球圏は完全に木星帝国のものと化した。

星暦97年1月1日をもって星暦は終了し、新たに木星帝国暦がスタートした。


第一部・Creation of paradise 














「貴様!!何をするつもりだ!!?」

「こんなの真の楽園とは言えない!!」

「木星帝国を裏切るのか!!?」

「あぁそうさ!!このVASを使って、俺はお前達を滅ぼす!」

「このやろう!!殺してやる!!」

タァァァン!!

「ぐふ・・・・」

「悪く思うなよ・・・」




「さぁ・・・行こうか・・・」



「リヴォルツィオーネ!!!」






第二部・Beginning of the revolution  
始動