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複雑・ファジー小説
- Re: 変態紳士と美少年助手の愉快な毎日 ( No.14 )
- 日時: 2014/12/14 19:33
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
人の疲れを取る方法は数多く存在する。その中でも風呂(温泉)は疲れを癒すのに最適なものである。そして、ここにもまた、風呂で疲れを癒そうとする人物がひとりいた。
「やっぱりお風呂はいいですねぇ〜」
フレンチは風呂が大好きである。彼はシャワー派ではなく、バスタブ派で浴槽にゆっくりと浸かる長風呂を好む。
彼の風呂好きはかなりのもので、一日に朝、夕、そして夜の三回は最低入るようにしている。そんなに入って石油料金は大丈夫なのかと思う読者がいてもおかしくはないが、彼はそんな事は気にしない。
風呂を満喫した彼は丁寧にしっかりと体を拭いて服に着替えて風呂場を出た。彼が出た後は博士とハニーが入る。これは気づかないうちにある種の決まりのようになっていた。
彼らが風呂場に入ったのを確認して、彼は牛乳をコップに入れ、腰に手を当ててゴクゴクと音を立てて美味しそうに飲む。
「お風呂が終わった後の牛乳に勝る飲み物はありませんね」
そう呟き、牛乳のついた口を洗面所で洗って拭いた後に博士の部屋にある漫画を取り出し、読み始める。そこでふと、ある疑問が生まれた。
『博士はハニー君に危ない事をしていないでしょうか?』
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