複雑・ファジー小説

Re: 変態紳士と美少年助手の愉快な毎日 ( No.40 )
日時: 2014/12/14 19:28
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

博士たちはぜんざいを食べ終わった後、今度は喫茶店に入る事にした。
なぜなら博士たちはぜんざいでは昼食として食べるのは無理があったからである。彼らがスパゲッティとグラタンを注文して食べている最中、ヨハネスはウェイトレスを呼んで言った。

「パフェとワッフル、ホットケーキにアイスクリーム、それとココアくださいっ」

それを聞いた彼らは食事中だったこともあってか、その発言にむせかけ、慌てて水を飲み、彼に問いかける。

「「まだ食べるの!?」」
「さっき歩いたので少し小腹が空いてしまいまして……」

彼の一言にふたりは思わずずっこけてしまった。
しばらくすると彼の注文してきた品が運ばれてきて、彼はそれもこれまでと同じくペロリと平らげてしまった。その食欲にさすがの博士も冷や汗をかいていると、彼はハッとした顔をして、

「食べていて思い出したんですけど、フレンチ君はもしかして朝昼何も食べていないんじゃ……」
「「そうだった!」」

ここにきて、彼らはやっと目が回りそうなほど空腹になっているフレンチの存在を思い出したのである。