複雑・ファジー小説

Re: 之は日常の延長線に或る【オリキャラ募集中】 ( No.24 )
日時: 2015/02/03 05:31
名前: アリス (ID: gF4d7gY7)

始めまして、アリスです。
能力モノは私も好みなので応募いたします。
受け入れられさえしたら、滅茶苦茶にしていただいて構いません。


≫名前 佐伯 鈴夏
≫読み さえき れいか(愛称さえちゃん)

≫性別 女

≫年齢 14

≫性格
飄々としていて、掴みにいくだけ無駄な自由人。風のように現れ風のように去るが、存在感は炎の如し。
即決即断が目立つ。ためらいや羞恥心というものが全くなく、思ったことはどんな罵詈雑言でも躊躇なく吐き出すし、やりたくなったときは自傷でも性交渉でも一切の迷いがない。

≫能力
完全記憶能力(Clearize=クリアライズ)。
彼女が五感で得た物事は(たとえどんなに忘れたいことでも)全て心身に記憶される。
能力というよりは体質であるもので、能力封じの類は「効いてほしいのに」効かない。
≫用途
お遊び。推理もトリック構築も、彼女にとっては遊びでしかない。
その気になれば遊びにもド真剣に挑み優秀な成績を収められるが、「敗者」や「裏切り」はたまた「観戦」を学習するために手を抜くことが多くその機会はあまりない。
頭の使い方は超一流のため、道具を武器に改造したり、罠を組んだりなどはお手の物。

≫特徴
バイオレットブルーの髪、セミロングだがボサボサで痛みが大きい。瞳はパープル。
151cm。痩せ目で細身。肌は白く、荒れが見られる。何時見ても目のしたにクマがある。左腕には幾重にも包帯が巻かれており、その下には「自分で食い破った」傷跡が潜んでいる。
一般的な制服のブレザーとスカートに黒のハイソックス&スニーカー。ネクタイは赤、下着は水色。

≫口調
「あーどうも、アタシは佐伯鈴夏。『さえ綺麗か?』の『さえ』でよろしくね」
「あーね、アイツら正直バカだと思うよ。議論だの推察だのってさ、本心なんて本人にしか分かるわけないじゃん。大の大人サマがいまさら国語のテストやってるのかと考えたら凄い滑稽だよね。キミもそう思わない?」
「きっとどうしても忘れたいことでもあったんじゃないかな。だって教師相手にヤク飲んで援助交際とかどう考えても異常じゃん。……いやなにその顔。アタシが異常サマだってのはちゃんと理解してるからそこは安心してよね」
「実際やってみたから言えるけど、これは確かに凄くオススメできるね。良い気分夢気分、ぽーっと浮いて楽しいんだよこれが。……あ、あげないからね。常人が飲んだらホントに人生終わるから。人生終わった奴にしか渡せないよこれは。キミはガソリンの味なんて知らないでしょ?」
「ご飯にする? お風呂にする? それともアタシとキスしてハグして揉みしだいちゃう? 勿論来るよね、男ならさ。おもいっきり狂わせて、ね?」

「へぇ、凄い能力だねぇ。ホント凄い汎用性だ、恐れ入るよ。……でもまぁ、推理完了。有り得そうな攻撃方法、全パターン分かったから。もう当たってあげない」
「確かに他のスーパークラスメートサマに比べたら、アタシなんて地味の地味さ。ぶっちゃけアタシのは能力と呼べるほど能力能力してないしね。でもそれは自ら輝けないだけであって、舞台さえあればアタシも少しはやれるってことさ、今見せてやるよ」

≫備考
現代日本唯一の完全犯罪考案者。浅伎村連続殺人事件という有名な事件のトリックを組んだことで有名。
本人が自ら暴露しなければ解決に至ることはなかったという迷宮入り寸前まで警察を追い込んでいた。なおその理由は「完璧な計画だったのに共犯者に裏切られて全てが終わったこの瞬間の犯人の心境を120字で述べよ」とのこと。
この際の独特な思考回路に着目する推理小説家は多く、浅伎村連続殺人事件についての研究推察も未だ盛んに議論されている。

その能力により、筆記は勿論、体の動かし方を完全習得することで実技も余裕で合格点を得られる。
にも関わらず零組入りになったのは、ひとえに「問題行動」の有り得ない量である。
聞く限りでは煙草、酒、薬を「当然」の如く摂取し、時に意味もなく殴り、かと思えば自らサンドバッグを志願し、その気になれば手当たり次第に性交渉を持ちかけるなど、これから未来を担う少年少女にあるまじき非行を連発。
その動機を聞かれて曰く「何でも知ってるってのはイコール知らなきゃ何もできないってこと」と言ってのけた彼女に、タワーの運営陣は何を見たのだろうか。
諦めたのか。それとも更正を期待しているのか。確かに、殺すには惜しい能力だが。
意図は分からないが、結論として彼女は零組入りになった。彼女自身はこの結果にはけっこう「気に入っている」らしい。

問題行動を絶やさない本当の理由は、刺激がないと「思ってしまう」から、とのこと。
小学生時代に好奇心からオカルト巡り・廃墟探検・心霊調査など行っていたときに「知らないほうがいい」ことを知ってしまったらしい。「知らないほうがいい何か」が鈴夏の視界聞界などあらゆる世界を侵食してきて、本当に戻れないほうへ狂ってしまうという。
その根源じたいは何重の退魔術の末にどうにか払うことができたが、その得体の知れない「恐怖」を忘れることを、彼女の能力が断じて許さなかった。
「それ」を思わないこと。「それ」が思考の中心になければ、鈴夏は自我を保っていられる。だから刺激を求め続ける。刺激で「それ」を隅に追いやり続ける。
始めはリストカット。今では脱法ドラッグ。様々な幻覚と禁断症状を、「それよりはずっとマシ」という思いひとつで耐え切った彼女は、禁断症状すらも刺激として受け入れ、快感として楽しめるようになった。曰く「内蔵を壊さない体質を身体で覚えた」とのこと。
彼女は今日も、壊れないために壊れ続ける。

呼び名がとても多い。「れいか」のはずが「さえ」「すずか」「すずな」「りんか」「なつ」「すず」とバリエーション豊かな呼び名を盥回しに使いまわす。
クラス名簿なしに彼女のフルネームを正しく言える人はいないとされるほど。なお勿論その用途はだいたい援助交際と禁断の関係である。


今後の活動を応援いたします。