複雑・ファジー小説
- Re: Sky High-いつか地上の自由を得よ- ( No.1 )
- 日時: 2015/01/18 23:14
- 名前: 山下愁 ◆kp11j/nxPs (ID: zCMKRHtr)
※天地戦争の説明
天地戦争とは、人間が化け物を封印する為に起こした戦争。エクソシスト、巫女、その他色々な霊能力者や軍隊が化け物を封じようとしている。
化け物たちはそんな人間に抗って、自由を獲得しようとする為に戦っている。
しかし、そんな化け物たちにごく少数の人間が味方をした。彼らは化け物じみた能力を持ち、人間たちから弾き出された異端児である。
「……アタシに構うな」
ユフィーリア・エイクトベル/15歳/女
天地戦争に参加している、人間の少女。傭兵として参加しているので、特別な部隊には所属していない。
常に最前線で戦い、人間をズバズバと倒しては屍の山を築き上げている。その強さは折り紙つき、敵味方からも軍神的存在として恐れられている。自他ともに認める、最強の傭兵。
周りと馴れ合おうとせず、冷たい態度ばかりを取るのだが、心を開けばサバサバした姉御肌で自由人な気質を持っている。心を開けば、の問題である。
高い戦闘能力・運動能力のせいで過去に酷い裏切りに遭ったのだが、そのせいで仲間を信用できずにいる。
ユフィーリア・エイクトベルの能力【切断術】
全てのものを切り裂く、『刃』を媒介にした能力。ユフィーリアの任意のものを切り裂くことができる。
たとえば、彼女の視界に入った全ての人間の首を飛ばしたければズパッと切り飛ばして殺すし、ただ拷問するのには切り離すだけも可能とする。
武器とする長い刀の空華は相棒である。しゃべるけど。
「フッフッフ、今日こそ仲よくなりたいんだよね!! ユフィーリア——痛い!!」
グローリア・イーストエンド/23歳/男
天地戦争に参加している、人間の男。作戦指令班に所属し、多数の化け物・人間を従える司令塔。
かなり頭がよく、また統率力も高い。能力は完全にサポートタイプなのだが、それを差し引いても彼の頭脳によってある意味化け物たちは助かっている。天才と呼ばれ、称賛されている。
朗らかで天然、周りを大切にする。おせっかいを焼きすぎて、周りからうざがられることもしばしばある。ユフィーリアと仲よくなりたくて、今絶賛彼女の信頼を得ようと努力中。テンションが異常。
顔が女顔? え、なに聞こえないんだけど? なに? なんて言ったの? 女顔? 聞こえなーい。
グローリア・イーストエンドの能力【時空操作】
時空間を操作する『時計』を媒介にした能力。能力を操るのは、懐中時計を埋め込んだ巨大な大鎌をロッドとして扱う。
時を止めるのは当たり前、他にも時間を戻す・過去を再生する・空間を捻じ曲げることをやってのける。
ただしそれぞれには弱点があるのだが、それは作中にも出てくる。
「うーん……犬と猫を操って人の拠点を探ったのはいいんだけどね……報告するのめんどくさ」
スカイ・エルクラシス/21歳/男
天地戦争に参加している、人間の男。特務工作班に所属。敵をかく乱させたり、敵を一網打尽にとっちめる。
賭けごとが大好きで、よく参加していたりするのだが、まあそこはご愛嬌。能力に関しては評価が高い。犬猫鳥などの獣を操り、またドラゴンやユニコーンなどの幻想生物を召喚することも可能とする。
面倒くさがりであり、たびたび作戦をめんどくさがる。その為に、リヒトが監視で存在している。面倒くさがるけど、最終的にはどうにかする兄貴肌。
グローリアとは仲がよかったりする。ユフィーリアと仲よくなろうとする彼を止めたり、止めなかったり。
スカイ・エルクラシスの能力【召喚術】
名の通り、幻想生物を召喚する能力。犬猫を拍手しただけで呼ぶので、これもある意味召喚術と呼べる。
多数の獣で人間をかく乱させる。召喚し、従えることもできる。
でも実際はそれしかできない。召喚術しかできない。
「自分、諦めません!! 勝つまでは!!!」
リヒト・ユーヴォ・リベリオン/30歳/男
天地戦争に参加している、竜人族と呼ばれる体に鱗を持ち、竜を始祖とする化け物。銃火器の扱いに長けた男。
スカイの監視役を担っているが、彼は素晴らしい能力を持っていると常々思っている。銃火器は機関銃の扱いに長けて、後ろよりも前線に出た方が能力を発揮する。ユフィーリアと仲がいい。
礼儀正しいが、如何せんうるさい。一言一言を腹から声を張り上げるので、秘密は話せない。
全身白い。アルビノ症を患っているからだとされる。嗜好品の類が好きで、煙管を吸っているのが特徴。
「あっはははははははははははははははははははははははは!!! あー、笑った」
シズク・ルナーティア/20歳/女
天地戦争に参加している、人間の女。後方支援部隊に所属。銃火器の扱いに長けた女性である。
千里を見渡し、彼女の射程範囲はおよそ100キロに及ぶ。千里眼は元々持っていた化け物じみた能力で、本来の能力は他にある。彼女の弾丸は百発百中であり、ユフィーリアも彼女に背中を預けるほど。
笑い上戸で箸が転がっても笑ってしまう、おかしな女。ただ、仲間を守る時は男前な姿勢を見せる。オンオフの切り替えが素晴らしい。
巨大なライフルを持っている。それが彼女の相棒である。
シズク・ルナーティアの能力【転送術】
地点Aから地点Bへと物質を転送させる能力。シズクはこれを銃弾に応用している。
射程範囲内に敵がいれば、その方向へ銃弾を撃ち、さらに転送させる。それで百発百中となるのだ。
しかし、敵を認識した上で、きちんと方向を狙わなければ転送できない。高い集中力と視力が必要となる。
「いやぁよ、ワタシ。戦うのはあんまり好きじゃないわ。リヴィと一緒にいるのがちょうどいいの」
セレン・ハウンズ/24歳/男
天地戦争に参加している、人狼族の青年。生活班に所属。人間に化けられる狼の種族であり、耳と尻尾が生えている。
料理を作るのが好きで、創作料理が得意。ただし身長2メートル。かなり大柄な男である。だが、彼が作り出す料理は評判が高く、ユフィーリアも少しだけ喜んでいる雰囲気である。
オネエ。完全にオネエ。義理の妹であるリヴィを怖がらせない為の対策として取ったが、自分も気に入ってしまった。可愛いものが好き。
みんなのオカンと言われているのは内緒である。
「リヴィ、みんなすきっ。がんばれー」
リヴィ・ハウンズ/6歳/女
天地戦争に参加している、獣人族の少女。生活班に所属。化け猫というよりケットシーであり、耳と尻尾が生えている。
セレンの義理の妹であり、家族を亡くしてセレンが殺されそうになっている時にユフィーリアに助けられた。ユフィーリアを唯一「ゆふぃ」と呼べる存在。強固なバリアを張るのが得意であるが、疲れるらしい。
健気で頑張り屋。だが頑固である。甘えん坊でセレンに引っ付いている。ユフィーリアにも引っ付く。
化け物たちのアイドル的存在である。
もしかしたら増えるかも。