複雑・ファジー小説

Re: 【アンチ:更新】カタテマ【短編集】 ( No.17 )
日時: 2015/04/17 01:28
名前: R ◆0UYtC6THMk (ID: J9PmynZN)

高校も夏休みに入り部活にも入っていなかった俺は家で一日一日をダラダラと潰していた。
俺は高校は地元とは少し離れてたところに通っているので今はアパートで一人暮らしをしている。
強い日差しがアスファルトに反射し、大家さんの撒いた水が気化する。
TVから流れ出ていくニュースの情報によると日中の気温は40℃近くまで上がる日が続くらしい。
金銭的に余裕もなく冷房機器が扇風機だけの俺にとってはイライラする日が続きそうだ。
俺は、電気代の節約の為、夏のおすすめスイーツ特番を何の躊躇いもなく切るとそのままベッドに倒れ込んだ。
時間を潰すには寝るのが一番だ、という持論を実行しようとした。
しかし、この暑さに加え耳をつんざく様なセミたちの大コーラス、とても寝られたものではない。
俺は嫌々ながらいくつかの課題をリュックに詰めて図書館へと足を運ぶことにした。

俺は図書館での冷房完備された環境のためにそこのまで道のりという多大なリスクを受け入れた。