複雑・ファジー小説

Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.1 )
日時: 2015/06/30 17:33
名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)

プロローグ

一体何故俺は、何を探しているのだろう・・・そして何を無くしたのだろう・・・

思い出せない・・・何も・・・

そして・・・何故俺があんな能力をもったのかも・・・分からない。

こんな自分が・・・・・・







怖い・・・・



Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.2 )
日時: 2015/06/27 17:23
名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)

人物紹介・・・

主人公 長谷川 暁助 (ハセガワ キョウスケ) 高1

ちょっと強面だが・・人に慣れてないだけのただの、引っ込み思案
目の色がちょっと色が黒めの赤・・・たまに、赤く光る・・黒髪の一匹狼野郎・・・なぜか・・へんな能力がある

    長谷川 波  (ハセガワ ナミ) 中1
暁助の妹で兄とは・・・違い。とっても優しくて明るい性格。
黒髪を二つに分けて上に上げたツインテールが特徴
目の色は、黒。
兄弟なのに目の色が違うのに違和感をもっている・・・

    伊上  直  (イガミ  ナオ) 高1
引っ込み事案な暁助の唯一の友。
目の色が、暗い緑・・・優しくて面白い・・・元気な男。
暁助みたいに不思議な能力がある。





    

Re: 目の色の違う義兄弟 ( No.3 )
日時: 2015/06/30 17:31
名前: 黒兎 (ID: AZnUimHw)

第一話 『目覚まし時計の気持ち』

ピピピピッピピピピッピピピピッ

頭の中で鳴り響く音それは、俺の一番嫌いな音・・・
繰り返しなり続けるこの音には、もう飽き飽きしている。

そして、この音を聞きつけたあの人がドスドスと足音を響かせて俺の部屋に向ってくる。

そして、その音を塞ぐように布団をかぶる・・・それが日課・・・

バンッ

ドアが開いた音・・・

「ちょっとお兄ちゃんっ目覚まし時計が可哀想じゃないのっこんなに鳴らさせて・・・それに設定したんなら起きなさいよっ」

妹の声がガンガン響く・・・

「波ー・・・兄貴の部屋にズンズン入るのやめてくれよっそれでもお前は、女子か?」

俺は、もっと深くまで布団にもぐりこんだ・・・

「うるさいなぁ・・お兄ちゃんは、学校にいかないのに・・・目覚まし鳴らしすぎなのよっほんっとに目覚まし可哀想っ」

(ああーはいはい・・・目覚ましの気持ちねーっ知るかっつーの)

波は、なり続ける目覚まし時計のスイッチを無造作にとめ、俺になげつけた。

「いってーな・・・やめろよっ」

俺は、そう言い・・・結局布団からでた。
波は、元俺の通っていた中学の女子用制服を着て・・・しかめっ面でたっていた。

「よし・・・お兄ちゃん・・・出たねっ!じゃあご飯作ってくる」

そういって波は、元気にダイニングへ戻って行った・・・

ったく・・・確かに俺は、ここ数ヶ月学校に通っていない・・・
でも・・この時間に起きなければ・・・なんか嫌なんだ・・・
学校には、もちろん行く気ないけど・・・

俺は、パジャマ代わりの地味なジャージを脱ぎ・・・私服に着替えて部屋を出た。

つづく・・・(妹のメシ食べにいくかぁ)