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3-2 ネスパーナ破滅作戦

そのころ、何人かの女子生徒が“ネスパーナ破滅作戦”の計画を立てていた。
私達は、そんなのに気付けるはずが無かった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「“エリートのグロー”。アイツは学年トップ。調子乗ってんじゃないの？」

「魔杖なんか持っちゃって」

「あんなおちゃらけてる様な奴が何で！？私らの方が真面目だろ」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

3人と“反乱因子”が手を組み、“ネスパーナ破滅作戦”が実行……！

て事でまたまた募集！

＊“反乱因子”募集用紙＊（使いやすい様にして頂いても大丈夫です！カッコ内は消して下さい。）

【名前】（洋名）
【性別】
【年齢】（10歳以上）
【性格】
【容姿】
【過去】（“反乱因子”になった理由など）
【コードネーム】
【魔法武器】
武器の種類や名前：
説明：
【備考】
【SV】
「」
「」
「」

その事件は、攻撃系魔法学の時間に起こった。

ニーグラス先生が授業の説明をする。
「今年からは無属性呪文を勉強する。まず相手に使える魔法だがかなり高度な魔法だ。だから今年勉強する。教科書を見てくれ」

教科書を開いて、「無属性呪文」のページを出す。
「教科書にも書いてあるが、呪文は『グランテ』。杖を時計回りに1回転して前につき出す＿＿ということだ」

すいません時間無いんでここで切ります

さっきから気になっているんだけど……
金髪と黒髪に挟まれているって、どういう事？隣はいつもフォルなのに。
えっと、金髪が……誰だっけ？
『金髪がステイ・リズホット。黒髪がアグリナ・レノ』
フォルがテレパシー魔法で教えてくれた。ありがとうフォル。

「おーいグロー、お前のためにもう一回繰り返さないからな」

あぁ、怒られた……

「はい立ってー」
先生の声で皆が立つ。そして机が消えた。
授業では毎度お馴染みの光景だけど……四年たっても慣れない。
「魔法を防ぐ為の盾だ。一人ひとつもらってくれ」
人がいる所に適当に置かれる。もうちょっと気遣いして下さいよ。

「ネスパーナちゃん、こっちこっち！」
わざとらしく手を金髪（リズホット）に引かれる。悪意が感じられるな。

「それでは開始！」
ニーグラス先生の合図で実習が始まった。
三角形になった私たちは、私→レノ→リズホットの順番でやることにした。

「グランテ！〈無〉」
うわぁ、魔方陣みたいなのがでできた……綺麗……！

でも魔方陣を出すのは結構難しいみたいで、靄もやみたいなものが出ている人がほとんど。レノもそうだった。
リズホットが私に魔法をかける番になった。

「いっくよー？……エアルパル！〈飛分解〉」
吹き飛ばし魔法？うまくいけば防具ごと吹き飛ばしてしまう魔法を何でここで！？


そんな事を考えていたら、壁にぶつかっていた。

「ん……？」
目が覚めると、ベットに寝ていた。
「あ、目が覚めたようですね。まさかあなたが怪我をするなんて……死ぬかと思いましたよ」

ここは医務室らしい……エルフォード先生の声が聞こえる……

「あのー、何があったんですか？」
「攻撃系魔法学の授業で吹っ飛ばされたのですよ。頭を強く打っていたので直前の記憶が無いかも知れません……」

あぁ、確かに攻撃系魔法学があったなんて覚えて無いや……ん……？覚えて……無い？覚えて……
記憶修正魔法が出来るようになればロザリアの記憶も直せるかも！

「記憶修正魔法、教えて下さい！」