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3-2 記憶修正魔法

「私が教えるのは不可能だと思います。なので出来ればフェティアに教えてもらっ……」

ガチャン！
うわぁ！びっくりした……
「ネスパーナちゃん！大丈夫？！誰にやられたの？！」

「覚えて無いです！だから記憶修正魔法掛けて下さい！それで記憶修正魔法教えて下さいエレトラン先生！！」

一気に喋ってしまった……もう疲れるなんて何かおかしいよ。やっぱり「吹っ飛ばされた」から？

「教えて……？まぁいいか。じゃあ掛けるよ？オブエステル！〈記憶修正〉」

ふわぁ……眠い……

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『エアルパル！〈飛分解〉』
バーン！ドカッ！
『フッフフ。吹き飛んだ吹き飛んだ。アグリナ、用意しといたヤツ頂戴？』
『はい、ステイ？コレだね？』
『そう、コレよ。【体力低下薬】。これでグローは高度な魔法が使えなくなるわ！この効果をなくす薬が見つかるまでは、ね』
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「ステイ・リズホットです。後は【体力低下薬】を飲まされました」

「ステイ・リズホットだね！分かった！」
エレトラン先生は元気が良いけど……殺りに行くつもりかな？いや、殺されたら真実が分からなくなる！

「それにアグリナ・レノもいました。でも殺さないで下さい！私は【体力低下薬】を飲まされました。それについて調べたいんです！」

【体力低下薬】なんて聞いたことが無い、でも調べる価値はありそう、面白そうだ、と意見がまとまったみたい。良かった。

「調べるには、誰かに話を聞いてもらわないと……普通に聞けば絶対隠すから……薬を作ったならグリューネワルトが一番かな」

エレトラン先生が言う。

「では魔法薬学の授業後、二人に話を聞くよう頼んでおきますね」


【作者から】
お久しぶりです。
更新サボっててすいませんでした。
短いのもすいません。