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クッキーさんありがとうございます！採用です。早速登場させますね。

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「散歩する」と言われて引っ張られ、中庭に連れてこられた。

「ねぇ、あれ見て」

言われた通り見てみると見知らぬおじさんと鎧姿の女性が歩いてきた。うわ、強そう。

「おーい！そこのおじさん達ちょっと来て━━？」

……怪しい人に声を掛けるのは良くないと思うのだが？

「おじさんとは何だ！！俺はゼラン・エルベレルウスだ！！」

ゼランのでかい声を聞いた誰かが叫んだ。

「“反乱因子”だァ━━━━━━っ！！」

「ソードマン。お前はアホか。本名バラしてどうするまぁお前のデカい声じゃ誰にでも分かるだろう」

「俺が悪かった、ローズ。バレちまったな」

ローズと呼ばれた鎧姿の女性が武器を構える。
しかしそれをエルベレルウスが手で制す。

「子供に手は出すな。殺りに来たわけじゃない」

この状況で落ち着いて話が出来るのは凄い。話をしている間に教師達が集まって来ていた。
先頭に立った校長が声を張り上げる。

「こらぁ！何しにヴェルフェアに来た反乱因子共！！」

ローズが冷静に質問の答えを言った。

「視察に来ました。し・さ・つ ですよ」