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「視察……だと？ヴェルフェアを滅ぼすつもりか？」

「その通り。ボスのご命令だ」

火花が出るくらいに睨み合う校長とローズ。
──ああ、何だか静かになったな。

沈黙を破ったのはエルベレルウス、いや、ソードマン。

「朝っぱらからこんな騒ぎになるとは思わなかった。撤退しよう。戦いたくはない」

去っていく二人にロザリアが声を掛けた。

「ねぇ反乱因子さん！あたしの杖、【ゴールド・クレセント】どこにあるか知ってる？」

「君はやっぱりロザリア・パステミノだったか！君の杖なら王が持ってったよ！」

面倒くさい事になったな。
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やる気を無くしてから二日で復活しました。更新は気長に待っていてください（意外とすぐ更新するかもしれないですよ？）。