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複雑・ファジー小説
- Re: 哀愁物語-海底に眠る秘宝を求めて-【オリキャラ募集中】 ( No.7 )
- 日時: 2015/12/21 19:32
- 名前: リザ ◆A4jsQTgi.Q (ID: zTBb/z1V)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
第三話
エミリアと別れたあと、僕は昔のままの自分の家に行ってみた。
時々、エミリアがここを掃除してくれたらしい。
そのせいもあるのか────何年も経っているのに家の中はとても綺麗だった。
「確かこの本棚に────」
三つある本棚の中から真ん中の本のの中を探してみる。
「あった……!」
緑の綺麗な背表紙の本を見つけた。
昔何度も読んだので、この本で間違いないだろう。
本を持って白いシーツが敷いてあるベッドに座る。
パラリ、表紙をめくり目次を見る。
まだ外はそんなに暗くないから────これくらい読めるかな。
僕は久しぶりに本のページをめくり物語を読み始めた。
◇
「アルス〜みんな待ってるよ〜」
ドアの外からエミリアの声が聞こえた。
きっと歓迎会が始まるのだろう。
「今いくー」
そう言ってドアを開けた。
エミリアは────さっきと変わらずニコッと笑い、
「さ、行きましょう」
僕の手を取って広場へと歩き出した。
「あ! アルス! 久しぶり!」
広場へつくと、早速僕の耳に明るい声が入ってきた。
彼女の顔を見ても────昼間は居なかったためか、誰だか全く思い出せない。
「覚えてないの? ……あたしだよ! ラーノだよ!」
ラーノ……
思い出したような……思い出せないような……
────あ!
「ラーノ! 思い出した!」
思い出した。
昔から明るくて何時も歌を歌ってたっけ。
……今日の昼間は────何をしていたんだろう。
「アルス、今日の夜は楽しんでね!」
「うん、ありがとう」
僕はラーノにそう返事をし、ラッセルさんのもとへと走り出した。
───────
相変わらず意味不な文章…
あっ、書き忘れてたのですが…
バラバラさん、ラーノの容姿お願いしますっ!
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