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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.104 )
- 日時: 2016/01/14 19:12
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
照山は話す。
「それで、あの四人の内、誰を選ぶんだ?まあ、もう透視で結果は分かるけど……」
俺は話す。
「俺の心が照山さんに読み取られてるぅ!」
照山は話す。
「……セクハラで訴えるぞ?」
俺は呟く。
「冗談です。はい、冗談。そんな怖い目で見ないでくださいよぉ。まあ、葛城さんですよね。さて……照山さん。ここからは、職権乱用の域を完全に超えちゃいます。この事は他言無用でお願いしますねぇ……」
照山は話す。
「貴方も腹と心が真っ黒ね……」
俺は話す。
「良く言われますよぉ、その言葉。だけど、これでも、正義の為に頑張っているんですから……。後、俺か葛城さんが大けがした時は、ちゃんと治療してくださいよねぇ?」
俺はそう言って走り去る。
「やっぱり刑務所と空気が違うね。川宮」
葛城は呟いた。
川宮は話す。
「言っておくが、逃亡しようとするなよぉ。俺は今、銃を所持している。余計な動きを見せたら撃つ。勿論、殺しはしねぇが……」
葛城は話す。
「へえ、脅しのつもりかい?それ……。僕ならこう言うね。『俺は今、銃を君の太ももに突き出している。この引き金を引けば君は、大量の出血は免れない。そうなりたくないなら、選ぶべき選択は1つのはずだろ?』と……」
川宮は話す。
「うるさいな〜。言っておくが、俺には、真実が見える能力があってねぇ。俺には、嘘はつけねぇからなぁ!そんな、惑わす事言っても意味ねぇぞ!」
葛城は叫ぶ。
「そうか。なら、いいや。僕は逃亡するよ」
葛城は、川宮に向かって右手の拳で殴ろうとする。
川宮はそれを、驚くべきスピードで避け、銃を葛城に向けながら話す。
「お前、此処で死ねよぉ。何か、お前扱いづらいわぁ……桐生とか喜びそうな奴だと思って、採用したのによぉ!」
葛城は話す。
「成程。強化人間でもあるんだね。これは、厄介だな……」
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