複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.111 )
日時: 2016/01/16 12:49
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

第十一章 名も無き信仰

俺の名前は、尾崎 浩人(おざき ひろと)

そして、カルト教団の信者だ。

カルト教団とは、逆説的正義を唱えて洗脳させるマトモでは無い教団の事だ。勿論、ちゃんとした教団もあるが。

俺は、大学に通っている。毎日が楽しい。しかし、俺には刺激が無い。スリルとかそういうのを感じたいと最近思っていた。

だから、お遊びでカルト教団に入る事を決意した。勿論、お金は無駄にかかるが、俺の大事な彼女からまた借りれば良い。

ちなみに、俺の超能力は高速で穴を掘れる能力。……ハッキリ言って役には立たない。せいぜい、小学生くらいの時に、女子に自慢したくらいしか役には立たないだろう。

俺はマンションの部屋の一室に着いた。どうやら、此処がカルト教団みたいだな……。

ちなみに、カルト教団の場所は白咲 千秋と言うあまり大学に顔を出さない友人から教えてもらった。

そういえば、白咲って指名手配になってたんだよな……。世の中何か起こるか分からないモンだな〜。

部屋の中では、教祖と思われる人物と教祖を囲って祈っている者達がいた。

俺は心の中で最高にスリルを味わっている。このカルト教団は少し前に突如出来たらしい。

一人の少女が俺に話しかける。

「入団希望者……?」