複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.112 )
日時: 2016/01/16 14:46
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

一台のヘリコプターが、国を越えて飛んでいた。

その中には、二人の女性がいる。

一人は、動かずにじっと座っていた。もう一人は、寝ていた。



わたしは目が覚めた。

起きると、私はヘリコプターにいる事に驚いた。

わたしの名前は……鈴森 華。

わたしの近くにいた見覚えのある女性がわたしに話しかける。

「ワタシはルルディと申しマス......アナタは、鈴森サンですネ」

無感情でルルディは、わたしを見つめる。

……あれ?そういえば、今って何月何日なんだろう。

ポケットに入っていた携帯電話を取り出そうとした立ち上がった時、わたしはふらついてしまい、ヘリコプターを自動運転していたロボットに触ってしまった。

わたしの超能力はウイルスを送る事。インフルエンザ等を動物等に送れる。まあ、そんな凄い超能力を持っている為、私は窓際族……じゃなくて暗殺部隊に入れたんだけどね。

ルルディは呟く。

「このロボット.....コンピュータウイルスに感染してマス......」

ちなみに、私はコンピュータウイルスも送る事が可能だ。これで、アンドロイドを楽に捕獲できると自分で自負している。

……え?

ロボットが暴走を始める。

ルルディは呟く。

「このままダト......墜落してしまいマス。パラシュートは破レテ、壊れテいマス.....」

わたし達はなす術も無く、墜落した。

わたしは意識を失った。






そして、わたしは、うっすらと意識を戻したのは、ルルディがわたしを持ち上げて海岸へ向かっている時でした……。

ルルディは、わたしを海岸へ持ち運びうつ伏せにさせました。

ルルディはわたしを置いて何処かへ行こうとしています。

「ルルディ……何処に……行くの?」

わたしは再び、意識を失った。

わたしは、起き上らないといけない。わたしを助けてくれた黒獅子さんの為に……。暗殺部隊の為に……。



再び、わたしは目覚めた。そこには、フードを被っている者とその者を囲って祈っている人がいた。

突如、声が聞こえる。

「やあ、目が覚めたかい?ほら、多分、目覚めが良くなる飲み物、牛乳だよ」

わたしは質問する。

「此処は何処?それに、貴方は誰?」

声の主は話す。

「僕の名前は、黒暗淵 蒙徒。やみわだの漢字は、一文字目が黒酢の黒。二文字目に暗いの暗。三文字目は淵。これで、やみわだって読むんだよ、珍しいでしょ」