複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.119 )
日時: 2016/01/18 18:17
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

僕は目覚めると、記憶が書き換わっていた。僕は、暗殺部隊の超能力は熟知している。教祖から教えてもらったからね。

でも、武藤や桐生、川宮を見たのは初めてだった。それにしても、川宮と黒暗淵って顔似ているな〜。まあ、どうでも良いけど。

さて、僕の肉体のパーツは内臓も取り替え可能である。つまり、脳も取り替えられると言う事だ。この、偽りの記憶しか入っていない脳を、三國君の脳に取り換える。

さて……完全に花霞の事を思い出した所で、学校に行き、偽りの中にいる彼らを救おう。

私は、三國 涼太になりきり、白樺と朽葉に話しかけ、記憶を思い出せる様に、仕向けた。

そして、見事に二人は記憶を取り戻す。朽葉の方は、教祖の能力で上手くやってくれたみたいだ。……まあ、俺の正体が教祖が事情を話した事によってバレただろうが。

私は教祖に施設の場所を教えてもらった。そして、そこへ向かった。

















時は過ぎた。

彼女は笑顔のまま倒れて動かなかった。

彼は泣いたまま彼女の元で動かなかった。

私達は茫然と立ち尽くし動かなかった。


花霞 叶多は何かに追われる事に恐怖を感じ、白樺 和人に迷惑をかけたくないが為にこの行動に出たのだろう。花霞は我々から逃げると言う手もきっとあっただろうが、白樺に変な希望を持たせたくは無かったんだろう。彼には、別の女性と幸せになってほしかったのだろう。



朽葉は、救急車を呼んだ。










俺達は涙を流した。途方も無く。