複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.146 )
日時: 2016/01/30 10:08
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

エリアスは話す。

「アドルフのプログラムを博士が改ざんしている途中ですが、私は量子コンピュータが行っているシミュレーションを見ます」

量子コンピュータが行っているシミュレーションとは、世界です。世界が今後どうなるのかと言うシミュレーションを行っています。さらに、災害や事故をシミュレーションの中で起こし、どう被害が出るか等を実際に見て、どう被害の対策する等を実験しています。

博士は話す。

「僕も頑張る時は頑張るんだよ!」

エリアスは話す。

「博士は私が行っている量子コンピュータのシミュレーションの実験の邪魔している所しか、見ていませんが?」

博士は呟く。

「僕はむしろ、貢献していると思うけどね!」

エリアスは話す。

「量子コンピュータのシミュレーションに不正アクセスして、巨大なモンスターを大量にシミュレーションに投入させましたよね?」

博士は答える。

「そうだけど?巨大モンスター襲来だって、立派な災害じゃないか〜!」

エリアスは話す。

「鬱陶しいです。うざいです。うるさいです。シミュレーションで遊ばないでください」

博士は話す。

「分かったよ!さて、アドルフのプログラムは改ざんしたよ。ラサークルで戦闘能力を実験しよう。あ、勿論、シミュレーションでね!」

エリアスは話す。

「ラサークルは、実験場で用意しておきましたので、社会のゴミの博士は大人しく、私の指示に従ってください」

博士は話す。

「名も無き超天才少年?博士!と言われた僕が、社会のゴミと呼ばれるとはね〜!まあ、僕はマッドサイエンティストだからしょうがないけどねっ!」




実験場に二人は着く。


実験場は、闘技場くらい広い。

エリアスは話す。

「ルルディの性能実験の時も、この実験場を使用しましたね。しかし、共にルルディの開発をしたアドルフさんが、今度は、実験に使われる事になるなんて思っても居ませんでした。まあ、人間不信だった私は、アドルフさんと会話も何もしてませんが」

博士は呟く。

「さて、アドルフの性能実験をしよう。ラサークルを、まずは一体から!」

アドルフが実験場に入る。

アドルフは話す。

「任務遂行……。直ちにターゲットを保護します」

ラサークルがアドルフの前に出現。

ラサークルの性能は、遠距離攻撃は、ミサイル、銃弾。近距離攻撃は、人間の首と胴体が千切れる程の力で、直接攻撃。アイディアはアルベルトと博士。実際に創ったのは、エリアスと博士とこの国の研究チーム。この研究チームのリーダーがアドルフだった。

エリアスは話す。

「実際、ルルディは殺さず保護するという、アルベルトさんの面倒くさい要望に応えるべく、アドルフの殺傷能力はありません。しかし、半殺しに相手をさせる事は私の能力の結果、あっという間に出来ます」

博士は叫ぶ。

「あっ!」


アドルフはラサークルを停止させていた。

博士は喋る。

「格段に戦闘能力は増加したね!これなら、問題なしだよ。すぐに、アルベルトに連絡しよう」


そして、アルベルトがやって来た。

「そうですか。では、早速、同盟国に持っていきます」

エリアスは話す。

「しかし、今、同盟国では、警視総監がアンドロイドに半殺しにされたと言う事件が起こっています」

博士は話す。

「だからね。やっぱ、あの、危険だよ?アルベルト一人で大丈夫かな?何なら、僕達も一緒にねえ、同盟国に行ってもいいけど……?」

アルベルトは呟く。

「……分かりました。では、パスポートはプライベートジェットによる飛行ですが税関が通るので必要です。さらに、宿泊予定もありますので、お着替え等をお持ちになってください。それでは、私は先に飛行場へ向かっております。空港は現在戦争中の為、使用できませんので間違ってでも行かないようにしてくださいね?」

アルベルトはそう言って去る。

博士は呟く。

「あれ?アルベルトは仕事なのに、プライベートって言って無かったかい!?」

エリアスは話す。

「どうでもいいです。早く、身支度を済ませてください」



少し時は遡り、高校……。



「え〜。教育実習生の卯敷先生が、殺されました。皆さん、卯敷先生のご冥福をお祈りしましょう」



第十四章 名も無き戦争 続

第十五章 名も無き新生 へ続く。