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複雑・ファジー小説
- Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.147 )
- 日時: 2016/01/30 11:22
- 名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)
第十五章 名も無き新生
授業中の先生が話す。
「五十嵐。これの答え何だ?」
五十嵐は寝ている。隣の席の七里が話す。
「五十嵐……起きて」
五十嵐は起きる。
「……ん?どうした?」
先生は話す。
「五十嵐。いつも寝過ぎだ。夜更かししてないか?」
そこから、先生のいつもの説教が始まり、大体これで授業が終了する。
七里は五十嵐に話す。
「五十嵐。相変わらず、運が悪いわね?」
五十嵐は話す。
「そうなんだよ。何で、俺が一瞬だけ寝ている時に、先生は俺を当ててくるのかなー!」
五十嵐の元に二人の女子が来る。
五十嵐は話す。
「あ、見境さん。どうしたんだ?」
見境は話す。
「ねえ、卯敷先生が亡くなったって本当なの?」
五十嵐は話す。
「ああ……。そうみたいだな。俺も詳細は分からないけど。……え〜と、一之瀬の状態は大丈夫か?」
見境は話す。
「ええ、明日には学校に戻れるみたい」
五十嵐は七里の方を向く。
七里はいなかった。
五十嵐は呟く。
「トイレか……」
見境は話す。
「七里さんと五十嵐って一緒に本当に住んでるの?」
五十嵐は話す。
「まあね。でも、何もないからね。うん、無いよ。だから、そんな引かないでね?」
見境は喋る。
「それじゃ、教室に戻るから……」
五十嵐は呟く。
「……引かれたか。まあ、徐々に、どうにか……ならないよな」
一方、校長室では。
校長は話す。
「すまない、教頭。少し用事があるんだ」
教頭は話す。
「でも、警察の方に、違法サイボーグの件を確かめてもらわないと……」
校長は話す。
「……後は頼むぞ!」
そして、校長は走る。
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