複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.173 )
日時: 2016/02/09 15:16
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

時は少し遡り、孤児院近くの道路……

坂本は話す。

「……身体の調子が頗る良いなー。なあ?扠武澤?」

扠武澤は話す。

「……どうしたんですか。どうして、貴方は此処にいて、彼女に服従を誓うとか言っているんですか」

坂本は呟く。

「なあ、お前さ。俺と一緒に、陸田組を辞めてくれないか?そして……」

同時にクロエが扠武澤に駆け寄る。

扠武澤は坂本に話しかける。

「……あの、もう一回話してもらっていいですか?」

坂本は話す。

「いや、何でも無いよー……うん本当に」

扠武澤はクロエに話す。

「クロエ。何してんだよ!……何、姫哭一人で戦わせんだよ」

クロエは話す。

「い、いや……姫哭は、一人でも、大丈夫だし信用しているから!それよりも、早く坂本を倒すんだよ!」

扠武澤は叫ぶ。

「倒す?何言ってんだよ。坂本さんは俺の上司だ。お前だって俺が寝ている時に会ったんだろ?初対面じゃないなら、敵じゃないって分かるだろ」

坂本は話す。

「ああ、僕は扠武澤の敵じゃない。だけど、クロエさんの敵ではあるけどねー」

坂本はクロエに向かって、大きくジャンプして、殴りかかろうとする。

扠武澤は叫ぶ。

「……!何をしているんですか!坂本さん!」

クロエは扠武澤に話す。

「トラックと車が大量に来ているよ!避けよう!」

クロエと扠武澤は道路から出ていき、歩道に行く。

すぐに、トラックや車が過ぎた後、道路に坂本が地上に着く。

道路は坂本が地上に着いた衝撃でヒビが割れる。

車やトラックが孤児院で止まるのを、三人は確認する。

扠武澤は姫哭の方へ向かい話す。

「一人でどうにかしようとするから、こんな事に……!クロエ!行くぞ!」

坂本は話す。

「……確か、あそこの孤児院は……」