複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.188 )
日時: 2016/02/15 19:28
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

大嶽は話す。

「藍楷……。完全に神の思想に浸かったか」

周りのガラクタが女性の形をして姿を現す。

HNRΩは話す。

「全く……お前が……神が、本気出せば、俺が面倒くさい事をせずに済んだんだぞ?」

女性の姿をした神は話す。

「……貴方なら出来ると思ったのよ。それに、私、あんまり動くと、体のパーツが私の元を離れるから」

藍楷は大嶽に説明を求める。

大嶽は話す前に神が藍楷に話す。

「あら?まだ説明してなかったっけ?私の身体は、自由に移動させる事が出来るの。まあ、理由は分からないけど」

藍楷は話す。

「つまり……オカルトですか!?」

神は話す。

「そうよ!霊能力よ!オカルト研究部もビックリだわ!」

大嶽は話す。

「さて、それでは、早速、我々の仲間をこちら側に引き入れ、愚かな人間
に神の裁きを下しましょう」

HNRΩは呟く。

「あー俺、眠いから寝る。しかし、体にかすり傷を負うとは……。未確認生命体も一筋縄じゃいかねーと言う訳か。さて、あいつに傷を治してもらわないとな……面倒くさいな……」

HNRΩはその場で、寝てしまう。

神は話す。

「HNRΩは、αbsfが向かえに来てくれるから、問題はナッシング!寧ろ、問題は、クメーラよ」

大嶽は話す。

「未確認生命体の王の右腕をボコボコにした訳ですので、王に対しての宣戦布告となりますね。どうするのか?」

神は話す。

「まあ、いずれ戦う相手。とりあえず、王の手先が来るまでに、大量のアンドロイドを仲間にしておくしか、無いわね」

藍楷は話す。

「はい、分かりました!……私、此処に来て良かったです」

神は嬉しそうに話す。

「そう思えて良かったわ。……まあ、大嶽がそう言うプログラムを貴方に垂れ流したのかも知れないけどね」

藍楷は戸惑う。

神は話す。

「冗談よ。……多分」






一方、αbsfは……。

「……インストール完了ー!……アンドロイドの設計図か。……ほう、興味深い設計図だ。この型は、アドルフと同じだな……。フハハハ……これは、神もお喜びになるだろう。良いプレゼントをもらった。ありがとう」





第十九章 名も無き機械神 完

視点変更。

次へ続く。