複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.193 )
日時: 2016/02/22 16:59
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

「いや、今回は本当に忙しい。何故なら、ある人物の処理を行うからだ。名前はアルベルト」

死神は話す。

「ゴミ捨て場に捨てたんじゃないのかな?」

国家クラスの首領は話す。

「まだ、君が居る国の警視総監に許可をもらって無いんだ。何時でも、警視総監から許可をもらえるモノと、高を括っていたが、現在、警視総監は大怪我を負っているみたいでね。内密な話だから、警視総監と落ち着いて話し合う機会が無いんだよ。ああ、勿論、政府の奴らにも、許可はもらっているから、強引にでも出来るが……」

死神は話す。

「貴方には、一つだけ忠告を〜。……周りを見るより、目の前の事をしっかり見た方が良いよ」

死神は電話を切った。

「これで、また、戦争が楽しそうになるな〜。それじゃ……暇つぶしに、ツギハギだらけの少年が教えてくれたアジトに行ってみますか!」




一方、教団では。

「教祖様!今月分のお金を持ってきました」

尾崎が教祖にお金を持ってくる。

教祖は話す。

「あ〜分かった。それじゃ、今日は少しレベルを上げてみようか?」

尾崎は話す。

「いやいや!無理です!もう、俺、お金が無いんですよ!」

教祖は話す。

「なあ、幸せになりたいんだろ?なら、別に良いじゃん。結局、無い金に、しがみ付くより、無い金を幸せに注ぎ込んだ方が、お前の人生が大きく変わるぞ?」

尾崎は話す。

「は、はい。それじゃ、追加料金30万でお願いします」





「黒暗淵。貴方は、弱き者から金を撒き取って良いと思ってるの?」

ナナシが答えた問いに黒暗淵が答える。

「あの人たちはね。自分から金を払っているんだ。……無知だからこそ起こる馬鹿な行為だよ」

黒暗淵は土田に話しかける。

「ねえ、土田。屋島って死んだんだっけ?」

土田は話す。

「あ〜そうみたいっすねー。陸田さんから聞きましたよ。あの人、富裕層街にいたんで、良い金づるだったんすけどねー」

ナナシは話す。

「しかも、自爆テロ。私達が金を絞り上げたせいよ。……創造主さえ、いなければ、私が守れたはずなのに……」


ナナシはそう言って、部屋から出て外に出る。




ナナシの目の前には、死神が立っていた。

死神はナナシを見て話す。

「……彼の言っていた事は間違いじゃ無かったかもね」