複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.196 )
日時: 2016/02/23 17:17
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

第二十一章 名も無き蹴鞠





暗殺部隊である桐生 緋色と、スカウトされて暗殺部隊に入隊した芽小折 阿佐は、川宮を殺した後、ある屋敷を訪れていた。

芽小折は話す。

「寂れているでゴザンスね。どうして、此処に来たッスか!」

桐生は話す。

「口癖を一言ずつ変えるって大変だと思うけど……。まあ、其処はどうでも良いか。ボクはこれから、暗殺部隊のメンバーをスカウトするんだ♪」

芽小折は、焦りながら話す。

「オイラじゃ、無いのかい……え〜と……どんだけ〜!」

桐生は話す。

「とりあえず、貴方だけだと、警察の犬でも無い武藤と川宮に馬鹿にされるからね♪」


寂れた屋敷に二人は入る。

芽小折は屋敷の中に入る為に、玄関らしき所へ行く。

桐生は少し離れて歩いている。

芽小折はある光景を目の当たりにする。


屋敷の中は血だらけの肉片が、色んな所に飛び散り、芽小折の視界の中央で忍者の格好をした少女が蹴鞠をしている。

少女は話す。

「……見ーつけた!」

少女は蹴鞠を芽小折に蹴り飛ばす。

芽小折は蹴鞠を避け、話す。

「に、忍者!?何が起こっているってばよ!」

少女は叫ぶ。

「……ほら、考えてないで、戦おうよ。おにーさん!」