複雑・ファジー小説

Re: 名も無き世界【オリキャラ募集中】 ( No.207 )
日時: 2016/02/27 10:46
名前: 翌檜 (ID: n1ZeCGPc)

車の免許を持っていた百目鬼は車を用意していた。眠っていた霊犀と羽柴は彼の車で送ってもらう事になった。



百目鬼は大学生らしい。将来は、学校の先生になりたいと考えていると羽柴に話していた。

百目鬼は運転しながら話す。

「だけどさ。俺、親が陰陽師なんだよ。だから、親としてはどうやら、陰陽師になって欲しいんだとさ」

羽柴は話す。

「そうですか……。あの、幽霊について色々聞きたい事があるんですよ」

百目鬼は話す。

「ああ、君はオカルト研究部の部長だったね。出来る限りの質問には応答するよ」







しばらく経ち、羽柴は家に着き、帰った。






霊犀は起きる。

「....あ、百目鬼さんだ!」

百目鬼は呟く。

「ほら、着いたぞ」

霊犀は、幼い頃両親を失った為、一人暮らしである。



霊犀は家の中で呟く。

「.....神代を私は救えなかった。....それにしても、あの刀、何か霊的なモノを感じていたな。.....眠い」









一方、名も無き教団では。




「ああ、生物兵器の方ね?順調だ。もうすぐ、君達が届けてくれた遺伝子を利用出来るよ。神童さん」

画面越しで、エリアスが話す。

「そうですか。それでは、私は貴方が大嫌いなので電源を切ります」


チャールズは傍にいた教祖に話す。

「そろそろ、新しい体が欲しい頃だ」

教祖は話す。

「結局、貴方は選択しませんか……。チャールズになるか、三國になるかを」

チャールズは話す。

「もう少し、他の人の人生を試したくてね〜。次は、女性が良いな〜!」

教祖は話す。



「……はい、分かりました」









とある空間で、死んだはずの神代は叫び続けていた。

「助けて……!助けて……!」


他の空間でも、様々な人物が叫び続けていた。

「此処は……何処なんだよ!」








一方、博士とエリアスは……。

博士は話す。

「この国の桜は奇麗だね〜!」

エリアスは話す。

「そうですか。それでは、私は仕事が終わったので、別の部屋で宿泊させて頂きます」

博士とエリアスは、休暇を楽しんでいた。



博士は外に出た。

「この世界は選択で満ちている。そして、その選択の違いで、世界は増える。今も、きっと世界は増え続けているだろう。……しかし、証明が今の所出来ない。勿論、超能力で色々出来る者もいるだろうが……僕は、本来の能力でパワレルワールドの証明をしてみせるよ」



一方、学校では……。

朽葉が神代の机にいた。

「……死ぬ間際に、神代が……」

其処には、朽葉と三國と白樺と花霞が写っている写真があった。

朽葉は呟く。

「……この写真って……?」








第二十二章 名も無き閼逢 完

視点変更

次へ続く